JR博多シティのウェブサイトには、『AMUは、あたらしい一歩をふみだそうとするすべての方を応援したいと思っています。そんな時、ベッキーさんが今まさに仕事に復帰しようとひたむきにがんばっていることを知りました。また、そんな彼女のことを応援する世の中の声にも多く触れ、AMUが「あたらしい一歩を応援する」その象徴になりうる方だと考えました。あらたな一歩には困難がつきまといます。けれど、そんな中でもがんばろうとする方を応援するAMUでありたいと思っています。』と記されています。

なるほどと感心させられます。なお、AMUはJR博多シティの専門店街の名称です。

実は、このJR博多シティの広告モデルに起用された後、西日本ではメディア出演が一気に増えています。東京を始めとする東日本でも、ベッキーの本格復活を感じることができる日は遠くないかもしれません。

ベッキーの事例はサラリーマン社会にも当てはまる?

さて、ベッキーの事例はサラリーマン社会にも当てはまることがあります。不倫騒動かどうかは別として、何か大きなミスをした、不祥事をしでかした、上司から嫌われたなどの理由で、会社の“ど真ん中”で活躍してきた人が、いきなり地方に転勤させられる(“飛ばされる”)ことはめずらしくありません。

また、そうした類の理由とは別に、純粋な定期人事異動によっても起こり得ることです。サラリーマン社会もなかなか厳しいのが現実です。

身から出た錆とはいえ、スポットライトを浴び続けた生活から、いきなり“無職”になったベッキーも大きな虚脱感があったと推測されます。そこから這い上がろうとする姿は、同じような虚脱感を感じているサラリーマンにも参考になるかもしれません。地方に飛ばされても、ど真ん中に戻る機会をあきらめることはなさそうです。

LIMO編集部