日経平均株価はインフレや海外の金融引き締め、国内経済に対する楽観的な見方を材料視
2022年の日経平均株価の推移をチャートで確認。今後の見通しを考える上でのポイントとは
chaponta/shutterstock.com
2022年の日経平均株価は、何度か下落する局面もあったものの、おおむね2万5000円から3万円の範囲で推移しました。
2021年末(2021年12月31日終値:2万8791円)と2022年末(2022年12月31日終値:2万6094円)の終値で比較すると、約9%の小幅下落となりました。
年の前半はグローバルなインフレ加速を背景とした金融引き締めのリスクや、ウクライナ侵攻に伴う地政学リスクの高まりなどが株価の大幅な下落の原因となったと考えられます。
一方で、日銀が海外諸国と比較して緩和的な政策を堅持したことや、日銀やIMFなどの経済見通しが他の先進国と比べると楽観的であったことなどが下支え材料になったと思われるでしょう。
日経平均の2022年の動きを振り返りながら、今後の見通しを考える上でのポイントを解説していきます。
※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
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執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。