決算後のファストリ株が急落! 日経平均は小幅続伸

【東京株式市場】2017年7月14日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅続伸、売買代金は3日連続で2兆円割れ

2017年7月14日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,118円(+19円、+0.1%) 小幅続伸
  • TOPIX 1,625.4(+6.3、+0.4%) 3日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,172.8(▲4.7、▲0.4%) 3日続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,241、値下がり銘柄数:635、変わらず:147
  • 値上がり業種数:27、値下がり業種数:6
  • 年初来高値更新銘柄数:115、年初来安値更新銘柄数:9

東証1部の出来高は20億4,329万株、売買代金は1兆9,863億円(概算)となりました。出来高は前日より大幅増加となりましたが、売買代金は横ばいでした。

しかし、ミニSQ算出に伴う嵩上げが一定量あったことを勘案すると、実質的には厳しい薄商いが続いたと見ることができます。なお、売買代金が3日連続で2兆円を下回ったのは、今年3月13~15日以来となる約4カ月ぶりです。売り材料にも買い材料にも乏しかったと言えましょう。

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そのような中、日経平均株価は寄り付きから高く、その直後には一時+63円高まで上昇する場面が見られました。ただ、その後は上値が重くなり、前場の半ばには一時+2円高まで上げ幅を縮小しました。結局、小幅続伸となり、20,100円台をかろうじて回復して終わっています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、取引時間中には年初来高値を更新するなど、日経平均株価より上昇率が大きくなりました。

東証マザーズ総合指数は3日続落、売買代金は38日連続の1,000億円超

東証マザーズの出来高は7,616万株、売買代金は1,171億円となり、いずれも前日から減少しました。売買代金は38日連続の1,000億円超を維持しましたが、出来高は大幅減少になるなど、盛り上がりに欠けた商いだったと言えます。

また、総合指数も3日続落となり、1,200ポイント回復に向けて足踏み状態が続いています。個人投資家の資金流入が戻ってくるのか、今後の動向が注目されます。

決算後のファーストリテイリングが急落、ソニーと日立製作所は高値更新

個別銘柄では、ファナック(6954)が大幅高となり、堅調な値動きとなったダイキン工業(6367)と日東電工(6988)はともに年初来高値を更新しました。

また、ソニー(6758)や日立製作所(6501)が堅調に推移して年初来高値を更新し、日立建機(6305)も久々の高値更新となっています。

その他では、マツダ(7261)やホンダ(7267)など自動車株が買われ、アイシン精機(7259)など自動車部品株にも高値更新が多く出たことが注目されました。

一方、前日に決算発表を行ったファーストリテイリング(9983)が一時▲5%安に迫る急落となり、終値でも約3カ月半ぶりの大幅安となりました。また、同じ小売株では、しまむら(8227)が取引時間中に年初来安値を更新し、ニトリホールディングス(9843)も値を下げています。

その他では、任天堂(7974)や東京エレクトロン(8035)の下落が目を引きました。

新興市場では、ASJ(2351)が急落となり、エディア(3935)も大幅安となりました。一方、Ubicomホールディングス(3937)が大幅上昇で引けています。

投信1編集部

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投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。