50歳代「すでに貯蓄2000万円超」の世帯は何パーセントか
現役時代「さいごの貯め時」に辞めたいNG習慣・3選
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人生における三大資金は、「住宅資金」「教育資金」「老後資金」といわれています。
働き盛りの現役世代では、住宅購入費用やお子様の教育資金がかさみ、将来の老後資金についてなかなか手が回らないと思う方も少なくないでしょう。
「住宅資金」や「教育資金」については、国や金融機関から各種ローンや奨学金など、低金利での借り入れが可能な制度があります。
一方で、「老後資金」についてはどうでしょう。公的年金やこれまでの貯蓄をもとに生活をしなければなりませんね。
そこで今回は、現役時代のラストスパートともいえる50歳代の貯蓄事情を見ていきます。かつて話題となった「老後2000万円問題」をクリアする、50歳代ですでに2000万円の貯蓄がある世帯はどの程度いるのでしょうか。
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執筆者
滋賀県彦根市出身。龍谷大学国際文化学部卒。大学卒業後、滋賀銀行に入行。主に個人向けコンサルティング営業に従事。若年層から富裕層までの幅広い層のお客様に対応し、これまで1000世帯以上の資産運用に関する相談経験をもつ。資産形成から相続サポートまでのライフステージに応じた相談を得意とする。社内研修の講師を務め、若手社員の人材育成に貢献。社内表彰多数。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。