厚生年金「平均月額・約14万円」現役時代の年収はいくらだったのか
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何歳まで働き、何歳からもらうか。
老後の生活の柱となる年金について、いつから受け取り始めるのかと受給時期について悩む方もいらっしゃるでしょう。
日本では60歳を過ぎても働き続けるシニアが多い傾向があります。
日本労働組合総連合会の「高齢者雇用に関する調査2020」(60代を対象)によると、「今後何歳まで働き続けたいか」という質問に対して、全体平均は67.4歳。60代後半になると、平均71.1歳という結果がでています。
健康な限り働きたいという前向きな考えもある一方、生活費のためという現実的な回答もありました。
そこで、今回は厚生年金「平均月額・約14万円」をクリアする人をテーマに挙げ、現役時代の年収はいくらだったのかについて調べたいと思います。
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執筆者
滋賀県彦根市出身。龍谷大学国際文化学部卒。大学卒業後、滋賀銀行に入行。主に個人向けコンサルティング営業に従事。若年層から富裕層までの幅広い層のお客様に対応し、これまで1000世帯以上の資産運用に関する相談経験をもつ。資産形成から相続サポートまでのライフステージに応じた相談を得意とする。社内研修の講師を務め、若手社員の人材育成に貢献。社内表彰多数。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。