70歳代おひとりさま世帯の「ピンキリ貯蓄事情」老齢年金の月額平均はいくらか
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「人生100年時代」と言われる長寿時代を迎え、働き続けるシニアが増えています。
社会との接点を持ちたい、老後資金をもう少し増やしたい、そして「今現在の生活にゆとりを持たせたい」など、働き続ける理由は人それぞれでしょう。
とりわけ70歳代は健康面での不安が増えたり、パートナーとの死別で新たに単身世帯となる人が増えたりする年齢層ですね。また、ちょっとした家事支援や介護などが必要になる人も出始める時期でもあります。
「年金だけでは赤字が出てしまう……」そんな不安を解消してくれるのは、現役時代からコツコツと準備してきた貯蓄でしょう。
今回は、70歳代・おひとりさま世帯のお金事情を、貯蓄・年金の面から眺めていきます。
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執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。