「40歳代」といえば仕事や家庭において責任ある立場を任されるシーンが増える時期。公私ともに、まさに「脂が乗った」日々をせわしなく送っている人も多いでしょう。
同時に40歳代は、子どもの教育費や住宅ローンの返済といったコアな支出で家計が圧迫される世帯が多数を占める年代でもありますね。
介護保険料の支払いも始まり、少しだけ「老後」を意識する人も増える時期。とはいえ、目前の支出に追われて老後資金の準備にまで手が回らない世帯が多いでしょう。
今回は金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」調査結果をもとに、40歳代世帯の「金融資産保有額」と「借入金」をセットで眺めていきます。
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執筆者
兵庫県芦屋市出身。同志社香里高校・同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位 2019年3位 2020年1位 2021年2位と安定して好成績をおさめた。また周囲への育成にも力を入れており、2014年以降8年連続で途中2度の転勤もありながら、所属支店の成績を31店舗中1位にしてきた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。