【老齢年金一覧表】厚生年金・国民年金「60歳~90歳以上」年齢ごとの平均月額はいくらか
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公的年金は、物価や現役世代の賃金などを考慮して、年度ごとに見直しが行われます。
2023年度の年金額は、67歳以下の新規裁定者の場合は2.2%、68歳以上は1.9%、前年度より引き上げられることになりました。
公的年金の引き上げは実に3年ぶり。一見喜ばしい話ですが、昨今の物価上昇を考えると果たして十分かどうかも気になる点ですね。
今回は、年金制度のキホンをおさらいした後、イマドキのシニア世代が受け取る年金額の平均を年齢ごとに見ていきます。働き盛りの現役世代が老後を見据えたマネープランを立てる際に、何らかの参考となるでしょう。
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執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。