投信1編集部によるこの記事の注目点

  • マンションを購入する際に気になるのは価格。マンション相場はどの街か、どの沿線などによっても大きく変わるものです。この調査は、中古マンション相場サイト「マンションマーケット」のデータをもとに、横浜市の18区におけるマンション相場を調べたものです。
  • その結果、平均㎡単価1位は、近年大型ショッピングモールなどが増え、子育て世代などにも人気が高い「都築区」であることがわかりました。18位の「金沢区」の平均㎡単価と比べると倍に近い差があるようです。
  • 一口に「横浜」といってもこの市域は広範囲に及びます。通勤・通学時を考えた際の東京都心部へのアクセスのよさなどでも違いがあるといえそうです。

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神奈川県の中でも人気の横浜市。人気の観光スポットも多く、華やかな街のイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。今回マンションサプリでは、人気の街「横浜市」のエリアごとのマンション相場を調査。相場情報サイト「マンションマーケット」のデータを用いて、駅徒歩10分圏内のマンションを対象に平均㎡単価を算出し、ランキングにしました。

※調査概要
・徒歩1分=80m換算
・調査対象エリアは横浜市の鶴見区神奈川区西区中区南区保土ケ谷区磯子区金沢区港北区戸塚区港南区旭区緑区瀬谷区栄区泉区青葉区都筑区の18区です。
・対象マンションは、駅徒歩10分(800m)圏内に存在する中古分譲マンションです。
・ランキングに用いた㎡単価とは、2017年1月1日~2017年7月31日の平均㎡単価です。
・データは2017年8月3日時点のものです。

調査結果

平均㎡単価1位は「都筑区」
他エリアと最大で27万円/㎡以上の差も

平均㎡単価1位は「都築区」で¥523,789/㎡。都筑区はかつては農業が盛んなエリアでしたが、現在は大型ショッピングモールが多くでき、かつての様相とは大きく異なっています。多くの人が集まるセンター北駅周辺のマンションは、都筑区の中でも比較的高額なマンションが多いようです。

第3位の「横浜市中区」は、観光地としても有名な元町・中華街駅があるエリアです。中区の駅周辺マンションのうち、「元町・中華街」を最寄駅とするマンションには㎡単価が高額なマンションも多く、都心部のマンションにも引けをとらない100万円/㎡超えのマンションも見られました。

一方で、18位の「金沢区」の平均㎡単価は¥275,219/㎡と、1位の都筑区の平均㎡単価と比べると¥248,570/㎡もの差があり、同じ横浜市内でも大きな価格の差が生じていることがわかります。横浜市と聞くと代表的な街のイメージから神奈川県の中でも比較的高額なエリアのように感じる人も少なくないかもしれませんが、エリアごとに細かくチェックすると良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?この調査以外にも「マンションサプリ」ではマンションに関する役立つ情報をお届けしています。マンションに住んでいる、または住むことを検討しているという方はぜひ参考にしてみてください。

またマンションマーケットでは全国350万件以上の価格データから算出した精度の高い相場価格をご紹介しています。あなたのお住まいの相場を調べてみては?

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