カー用品大手オートバックスセブンの7月既存店売上高はマイナス6%減

タイヤとカーエレクトロニクスが大きく減収

今回は8月に開示されたカー用品小売り「オートバックス」等を展開するオートバックスセブンの2017年7月の既存店売上高を見ていきましょう。

2017年7月の既存店売上高

オートバックスセブンが運営する既存店の7月の売上高は対前年同月比▲6.4%減となりました。ちなみに、6月は同+0.4%でした。7月の客数は同▲5.5%減、客単価は同▲1.1%減といずれもマイナスとなっています。

商品別に見るとカー用品が同▲8%減と不振で、その内訳ではタイヤが同▲10.7%減、カーエレクトロニクスが同▲16.5%減と大きく落ち込んでいます。

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会社の説明によると、タイヤの落ち込みについては「値上げ前の駆け込み需要の反動」、カーエレクトロニクスについては「各メーカー新商品の発売時期が変更」になったことなどが理由としてあげられています。

タイヤについては、4月、5月の既存店売上高は対前年同月比でそれぞれ+10.9%増、+41.7%増と大きく伸びている反動と見てもよさそうです。一方、カーナビを中心とするカーエレクトロニクスですが、4月以降、既存店売上高は継続的にマイナスとなっており、今後の推移が気になります。

カー用品以外の動き

カー用品以外ではサービスに含まれる車検・整備が好調で、対前年同月比+9.8%増と4月以降大幅なプラス圏で推移しており好調です。

一方、車買取・販売は同▲14.8%減と大きくマイナスとなっています。会社の説明によれば「台数では前年を上回ったものの、単価が低下したこと」が理由としてあげられています。

なお、7月末時点の店舗数はオートバックスが493店舗、スーパーオートバックスが74店舗でした。

7月は一時的に既存店はマイナスとなりましたが、今後も日本のカー用品市場で中心的な地位を占める同社の動向は注目です。

投信1編集部

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