不用品なぜ売るの? 20代の7割は「稼げる」、40代~60代の7割は「もったいない」

みなさんは中古品を買ったり不用品を売ったりしたことはありますか? 中古品と一言で言っても本や雑誌、CD、ゲーム、洋服などさまざまですが、こうした中古品の売買に関する意識や動向について、今回は2017年8月24日に楽天リサーチから発表された「中古品(リユース品)の売買に関する調査」の結果をもとに見ていきましょう。

中古品を買った経験がある人は、何をどこで買っている?

この調査は、2017年7月26日、27日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニターの中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象にインターネット上で行われたものです。

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これによると、中古品を購入した経験のある人は全体の半数を超える56.3%。男性(62.6%)のほうが女性(50.0%)よりも高い割合となりました。年代別では、20代が65.2%、30代が63.2%、40代が56.8%、50代が56.0%、60代が44.3%と、年代が上がるにつれて徐々に割合が低下していくものの、60代を除けばすべての年代で半数を超えています。

購入したことのある中古品として最も多く挙げられたのは書籍・雑誌(70.0%)、次いでCD、DVD、レコードなど(56.0%)、ゲームソフト、ゲーム機器(35.7%)、靴やかばんなどのファッション小物(26.5%)が続きます(複数回答)。ちなみに50.4%の女性が婦人服を購入したことがある一方、紳士服を購入したことのある男性は27.5%となり、古着の購入経験は男性より女性のほうが約2倍多いという結果も示されました。

また、購入する方法としては、古着屋、古本屋といった中古品を取り扱う実店舗(67.9%)、次いでオークションサイト(44.4%)、中古品通販サイト(31.3%)、フリマアプリ(16.3%)が続きました(複数回答)。

年代別では、40代、50代ではオークションを利用する割合が他の年代に比べると高く、20代ではフリマアプリを利用する割合が他の年代と比べて高いという傾向が見られたということです。

中古品の購入には若い人ほど抵抗がない?

全体の半数を超える人が買った経験があると回答しているものの、中古品を買うことに抵抗があるかどうか、という質問では「抵抗がない(「全くない」+「あまりない」の合計)」という回答が31.9%だったのに対し、「抵抗がある(「とてもある」+「少しある」の合計)」は46.3%と、抵抗がある人のほうが多いことがわかりました。

ただし、年代別に見ると「抵抗がない」と答えた人には特徴的な傾向が見て取れます。20代では「抵抗がない」と答えた人の割合が4割を超える一方、40代~60代では3割を切っているのです。若い世代では中古品の購入に抵抗を感じない人が多いことがうかがえます。

不用品を売った経験がある人は?

では、不用品を売った経験がある人について見ていきましょう。実は売ったことがある人は買ったことがある人よりも多く、全体の62.9%となっています。年代別では、20代が69.0%、30代が72.1%、40代が62.7%、50代が64.9%、60代が49.6%。一番割合が少なかった60代でもほぼ半数近い人に経験があることがわかります。

どのようなものを売ったかについては調査結果がないため具体的な商品はわかりませんが、もしかすると古書店などに本や雑誌、CDなどを売ったり、フリーマーケットで洋服を売ったりした経験がみなさんにもあるかもしれませんね。

不要品を売る際の方法は、トップが実店舗(69.3%)、次いでオークションサイト(30.0%)、中古品通販サイト(16.5%)、フリマアプリ(15.1%)と、買う時の方法と同じ順位になりました。

こちらも年代別の傾向としては、40代、50代のオークションの利用割合が他の年代に比べて高く、20代ではフリマアプリの利用割合が他の年代と比べて高かったということです。

なぜ売るの? 20代の7割は「稼げる」、40代~60代の7割は「もったいない」

全体の約6割の人が不用品を売った経験を持っているわけですが、その理由としては、全体で見ると「捨てるのがもったいないから」(66.6%)が最も高く、次いで「お金を稼ぐことができるから」(52.1%)、「家に置く場所がないから」(23.1%)が続いています(複数回答)。

ただし、年代が上がるにつれ「捨てるのがもったいない」という回答が増える傾向があり、40代~60代では7割以上の人に上ります。逆に、年代が下がるにつれ「お金を稼ぐことができるから」という割合が高くなり、20代では7割以上が「お金を稼げるから」と回答したということです。

まとめにかえて

いかがでしたか? 今回の調査では20代の中古品の売買頻度が他の世代に比べて多いということもわかったということですから、これから若い世代を中心に中古品売買はますます活発になっていきそうです。また、現在は実店舗での売買が主な利用方法になっていますが、今後はネットを使った売買も増えていきそうですね。

出所:「中古品(リユース品)の売買に関する調査」楽天リサーチ調べ(2017年8月)

投信1編集部

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