美しい秘書 vs. AI執事。あなたならどちらを選ぶ?

日頃、多忙を極めるビジネスパーソンの中には、毎日のスケジュール管理をサポートしてもらいたいと考える人も多いのではないでしょうか。

今後AI(人工知能)や音声認識技術が進展し、アマゾンが提供するAmazon Echo(アマゾンエコー)に搭載されたボイスアシスタント「アレクサ」や、フェイスブックのAI執事とも言われる「Jarvis(ジャービス)」などが普及すれば、仕事のしかたやライフスタイルが変わっていくかもしれません。

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サポート役は人間と機械のどちらが良いか

これまで企業役員や管理職などの秘書は、多くの場合、人間の役割でした。ところが、テクノロジーが進化する中で、必ずしも人間である必要はないという状況が生まれるかもしれません。

秘書を活用する場面はさまざまで、また秘書に求める役割も人それぞれでしょう。ただ、その中で重要な仕事の一つは日程の調整ではないでしょうか。

仕事を進める上で打ち合わせや面談は欠かせないものですが、忙しいビジネスパーソンにとって、アポイントメント調整にかかる時間は悩みのタネです。「自分でやりたいのは山々だけれど、どうしても社外にいることが多くておっくうになる」という場合もあるでしょう。

スケジュール調整には外部だけでなく社内での調整もあります。勤務する企業の規模が大きくなれば、その調整も複雑度が増してきます。こうした複雑さがともなう調整は、これまでは機械ではなく人間が得意であったと言えるでしょう。

AIで日程調整、それってあり? なし?

AIが進化することで、たとえば朝起きた際に「おはようございます。本日は会議が4つあります。一番目の会議の場所は汐留です。東急東横線の自由が丘駅で午前7時30分発・渋谷行きの急行に乗る必要があります」と案内してくれるようになるかもしれません。

しかし、会議そのものの日程を、事前に先方とすり合わせて設定してくれるようになるまではハードルが多そうです。そもそも、打ち合わせ先の担当者がAIとの日程調整を許容してくれるのかーーそういう面での準備も必要となるでしょう。

とはいえ、相手先の担当者もスケジュール管理をAIに任せるということになれば、意外に便利になるかもしれません。外部とのやりとりは難易度が高いのであれば、まずは社内から活用してみるのも一手でしょう。

人間の秘書の良さとは

日本企業では一般社員に秘書がつくことは稀ですが、外資系企業の場合は必ずしもエグゼクティブではなくとも複数人で共有して活用する秘書(セクレタリー)がいる場合もあります。そうしたケースでは秘書は身近な存在です。

秘書は外出が多い従業員に代わってスケジュールの管理をするため、顧客などとコミュニケーションをする機会が少なくありません。そこで相手方と良好な関係を築くことができれば、アポイントメントが比較的スムーズに入ったり日程調整が柔軟に行えるということもあります。

きれいな声や感じがいい話し方の秘書であればアポが入りやすいということもあるでしょう。客先で「アシスタントの○○さんの声はいい声だね」のように言われた経験はないでしょうか。こうしたシーンを機械が生み出すことは容易ではないようにも思われます。

こう考えてくると、AIはしばらくは「自分と機械」という関係が特に相性がいいように見えます。つまり、AIに外部と積極的に関係性を持たせるよりも、ユーザーがしたいことに対して答えを返してくれるというやや閉じた関係性です。

フェイスブックのジャービスの音声はモーガン・フリーマン

ところで、秘書というと女性のイメージがあるかもしれませんが、大企業の秘書室には男性も少なくありません。男女問わず折衝・調整能力が必要とされるのは言うまでもありませんが、秘書の役割の幅広さがうかがえます。

冒頭に紹介したフェイスブックのAI執事、ジャービスの声は俳優のモーガン・フリーマンです。あの落ち着いた声のトーンで、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグとコミュニケーションをするデモ画像が印象的です。

ちなみに、米アップルの音声認識サービス「Siri(シリ)」では音声の性別を変えることができます。米国でも対応音声の性別の嗜好はあるのでしょうか。

また、日本のサイバー空間での執事といえば、ドコモの音声エージェント「ひつじのしつじくん」を思い出します。

果たしてAI執事にキャラクターが要るのか要らないのか、また男性か女性か、このあたりは国や地域で好みが分かれそうです。

今後、AIや音声認識の進展次第では世界標準サービスも画策されるでしょうが、その国や地域の文化に根差したサービスが受け入れられやすいかもしれません。あなたなら人間の秘書を使いますか、それとも機械の秘書を使いますか。

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