株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、配当落ち分を埋めきれず

2017年9月27日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,267円(▲63円、▲0.3%)  続落
  • TOPIX 1,664.4(▲8.3、▲0.5%)  続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,071.6(+19.1、+1.8%)  大幅反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:815、値下がり銘柄数:895、変わらず:90
  • 値上がり業種数:6、値下がり業種数:27
  • 年初来高値更新銘柄数:144、年初来安値更新銘柄数:6

東証1部の出来高は12億227万株、売買代金は2兆839億円(概算)となり、いずれも前日より大幅減少となりました。海外市場の動きを含め、特段目新しいニュースがなかったため、様子見に徹する投資家が多かったようです。出来高は13億株を割り込む今年最低を記録しましたが、売買代金は辛うじて2兆円を維持しました。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、配当落ち分(▲130円程度と推測)よりも下落幅は小さく、一時▲52円安まで下げ幅を縮小する場面も見られました。最後は配当落ち分を埋めきれずに続落で引けたものの、薄商いの中で底堅さを見せたと言えます。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、下落率は日経平均株価より大きくなっています。

東証マザーズ総合指数は大幅反発、売買代金は15日連続の1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,300万株、売買代金は719億円となりました。出来高は前日より大幅に減少しましたが、売買代金は横這いでした。新興市場も目立った材料が乏しいながら、主力株を中心に下値を拾う動きが強かったようです。なお、売買代金は15日連続で1,000億円割れとなりました。

ただ、総合指数は大幅反発となり、1,100ポイント回復に向けて動き出したと考えられます。今後は引き続き、個人投資家の資金流入を後押しするような新たな物色テーマの登場が待たれます。

エーザイなど薬品株に売りが嵩む、新興市場では串カツ田中が高値更新

個別銘柄では、KDDI(9433)やスズキ(7269)が大幅安となり、住友不動産(8830)や大和証券グループ本社(8601)も大きく値を下げました。

また、エーザイ(4523)が大幅下落となり、アステラス製薬(4503)や武田薬品工業(4502)など医薬品株に売りが目立っています。

その他では、日産自動車(7201)や中部電力(9502)など配当利回りの高い銘柄が、配当落ちの影響を受けて大幅下落となりました。

一方、任天堂(7974)が値を上げ、ファーストリテイリング(9983)も堅調に推移しました。また、電通(4324)やトレンドマイクロ(4704)が値を上げ、ハイテク株ではオリンパス(7733)や日本電産(6594)が上昇して引けています。

新興市場では、串カツ田中(3547)が急騰して年初来高値を更新し、サイバーステップ(3810)も値を飛ばしました。一方、ウォンテッドリー(3991)が4日連続の上場来安値更新となり反落し、ユーザベース(3966)も下落して引けています。

青山 諭志