値上げ報道でアサヒグループHDが上場来高値! 日経平均はかろうじて4日続伸

【東京株式市場】 2017年10月5日

株式市場の振り返り-日経平均株価はかろうじて4日続伸、売買代金は2兆円割れ

2017年10月5日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,628円(+1円、+0.01%) かろうじて4日続伸
  • TOPIX 1,682.4(▲2.0、▲0.1%) 小幅反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,080.7(▲11.0、▲1.0%) 3日続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:597、値下がり銘柄数:1,341、変わらず:92
  • 値上がり業種数:11、値下がり業種数:22
  • 年初来高値更新銘柄数:87、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は13億7,835万株、売買代金は1兆9,940億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。週末の米国雇用統計発表を控えて様子見スタンスが強くなったようです。出来高も低水準ですが、売買代金も9月11日以来となる2兆円割れとなりました。

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そのような中、日経平均株価は寄り付き直後には一時+40円高となるなど、上値を追う展開で始まりました。しかしながら、前場の半ば過ぎからはマイナス圏に沈み、一時は▲24円安まで売られました。その後は前日終値を挟む攻防が続き、大引けに掛けて切り返した結果、わずかですが上昇して引けています。これで一応は4日続伸となり、終値としては約2年2カ月ぶりの高値となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、終値はわずかに下落して引けました。

東証マザーズ総合指数は3日続落、売買代金は連日で1,000億円を割り込む

東証マザーズの出来高は4,879万株、売買代金は852億円となり、いずれも前日より増加しました。前日より増えたものの、出来高は5,000万株を下回る低調な商いとなり、売買代金も連日で1,000億円を割り込んでいます。

また、総合指数も主力株に利益確定売りが出たこと等から3日続落となり、1,100ポイント回復が遠のきつつあります。今後は、再び個人投資家の資金流入が見られるかが焦点となるでしょう。

アサヒグループHDなどビール株が高騰、ファナックやアドバンテストは反落

個別銘柄では、ビール系飲料の値上げ報道を材料にビール株が軒並み大幅高となり、アサヒグループホールディングス(2502)が急騰して上場来高値を付け、キリンホールディングス(2503)とサッポロホールディングス(2501)も年初来高値更新となりました。

また、事実上の国内工場閉鎖を発表したホンダ(7267)が堅調に推移し、デンソー(6902)やブリヂストン(5108)など自動車関連株は高値更新となっています。

その他では、業績見通しの上方修正を発表したイオン(8267)が大きく値を上げたことが目を引きました。

一方、日立建機(6305)やマツダ(7261)などが大幅安となり、ソニー(6758)も大幅下落で引けました。また、連日で年初来高値更新が続いたファナック(6954)やアドバンテスト(6857)などが反落しています。

新興市場では、ウォンテッドリー(3991)、キャリアインデックス(6538)、インフォテリア(3853)、アトラエ(6194)などが急落し、先週末に新規上場したマネーフォワード(3994)も小幅ながら3日続落となりました。

一方、Ubicomホールディングス(3937)が急騰しましたが、上昇は一部の銘柄に限られたようです。

投信1編集部

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