テーマ投資が熱い!ネット証券口座数No.1のSBI証券もサービス開始

今「テーマ投資」が熱い!というと皆さんどのように感じられるでしょうか。インターネット証券で口座数No.1のSBI証券が「S株Now!」というテーマ投資の新サービスを2017年9月から開始しました。テーマ投資に関しては、SBI証券だけではなく、ネット証券大手の松井証券も「テーマ投資完全ガイド」というサービスを提供していますし、次世代ネット証券として注目を集めているフォリオも独自のテーマ投資ができるサービスを提供しています。

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一方で「テーマ投資って何?」という方も、「テーマ型投資信託とは何が違うの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそうした点をふまえて、SBI証券の新サービスについてみていきたいと思います。

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目次
1 SBI証券の「S株Now!」の5つのポイント
 1.1 テーマで「投資先を選べる」とはどういうことか
 1.2 10社に分散投資する理由
 1.3 10万円からはじめられる
 1.4 NISA口座での買い付けができる
 1.5 手数料が業界最低水準
2 「S株Now!」は運用中のサポートもバッチリ
3 テーマ型投資信託とは何が違うのか
4 テーマ投資で気をつけておきたいポイント
5 今後のネット証券のテーマ投資に期待したいこと
6 テーマ投資がすぐにはじめられる証券会社を一挙に紹介
 6.1  SBI証券「S株Now!」
 6.2 FOLIO(フォリオ)のテーマ投資
 6.3 松井証券の「テーマ投資ガイド」
7 まとめにかえて

1 SBI証券の「S株Now!」の5つのポイント

S株Now!にはどのような特徴があるのでしょうか。

  • テーマから投資先企業が選べる
  • 10社への分散投資
  • 10万円から投資をはじめられる
  • NISA口座で買い付けができる
  • 手数料が業界最低水準

ということがあげられます。

1.1 テーマで「投資先を選べる」とはどういうことか

投資をはじめようと思ってもどの企業に投資をすれば良いか分からないという方も多いのではないかと思います。

一方、個別企業の分析は苦手でも、今後成長しそうな産業や注目を浴びそうな技術や商品、サービスといったことはニュースなどで知っている、また興味があるという人もいるのではないでしょうか。

SBI証券が用意しているテーマ数は実に30にも及び、投資家はその中からテーマを自由に選ぶことができます。「自動運転」、「人工知能(AI)」、「ヘルスケア(健康)」など多くの人が興味のありそうなテーマもあります。

テーマを構成する銘柄としては、みんかぶグループのエムサーフ社が提供する独自の銘柄分析に基づいて抽出された10社が選ばれています。ちなみに松井証券のテーマ投資ガイドも同様にエムサーフ社のデータが活用されています。

1.2 10社に分散投資する理由

投資の鉄則は1銘柄に投資をするのではなく、分散投資をしてリスクを低減させることです。分散投資をすることで個別企業が抱えるリスクを分散させることができます。

とはいえ、そもそもテーマ投資は株式市場が注目している切り口での投資です。テーマが注目されている間は良いのですが、いったん株式市場での熱量がさめたときには分散投資をしているものの、個別銘柄に関係なく同一テーマに属している銘柄の株価が一様に下落することもあります。こうした点には留意が必要です。

1.3 10万円からはじめられる

株式投資をする際に最低投資金額を気にされる方は多いかと思います。その点「S株Now!」は10万円から投資をはじめることができます。まとまった資金を用意できないなど、投資金額に制限のある方には便利なサービスと言えます。

では、なぜ10万円から投資がはじめられるのかと言えば、単元未満株(S株)を利用しているからです。通常の取引所の株取引では、発行体ごとに1,000株単位、100株単位が最低単元株数となっていますが、1株単位で取引できるようにしたのがS株です。

注意点としては、S株の場合、配当は受け取れますが、株主としての議決権はありません。投資している先の株主総会に出席したいというような方はS株で投資をする際には注意が必要です。

1.4 NISA口座での買い付けができる

NISAとは投資における非課税制度です。さらに詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

>>1年前に話題だったNISA口座、みんなどう使っているの?

これは個人投資家にとっては非常にうれしい制度です。投資による収益に税金が引かれないために超過収益が出た際には投資リターンを享受することができます。

ただし、NISAには投資金額の制限があります。そうした点に注意をしながら上手に活用したいですね。

1.5 手数料が業界最低水準

10銘柄に投資をした際には、その売買代金の0.5%(税抜)の手数料が必要となります。たとえば、1銘柄で1万円の投資となった場合には、50円ということになります。単元未満株(S株)取引では業界最低水準です。

また、テーマ型投資信託とは異なり、信託報酬は一切かかりません。したがって、運用中のコストは投資信託よりお得と言えます。

ちなみに後述する次世代ネット証券フォリオのサービスの売買手数料も0.5%となっており、S株Now!と同水準の取引コストと言えそうです。

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2 「S株Now!」は運用中のサポートもバッチリ

いったん投資をした後は、どのようにモニタリングができるのかが投資家にとっては重要なポイントと言えるでしょう。

銘柄の騰落率はヒートマップを活用することで値上がり、値下がり状況が分かりますので、個別銘柄ごとに利益を確定するタイミングを外さないように利用できます。

ただ、テーマ投資は関連銘柄が一様に上昇したり、下落したりするので、個別銘柄ごとの管理よりもテーマごとの管理がより重要な状況もあるという認識は常に持っておきたいものです。

3 テーマ型投資信託とは何が違うのか

テーマ型投資信託も株式市場で注目されるテーマに応じて設定され、ファンドマネージャーによって運用されます。

同じテーマであれば、似たような銘柄がポートフォリオに含まれがちですが、大きく異なる点は2つあります。

一つはコストです。テーマ型投資信託はアクティブファンドであるので、買付手数料が普通は必要ですし(ノーロードファンドであることは稀でしょう)、運用期間中は信託報酬が必要となります。ファンドマネージャーが銘柄選択やリスク管理をしてくれるので、仕方がない支出とも言えますが、運用コストを極限にまで抑えたい投資家は現物株投資が良いでしょう。

二つ目の違いは銘柄数です。投資信託ではポートフォリオに含まれる銘柄数が10銘柄というのはこれまた稀です。もっとも「ポートフォリオに含まれる銘柄を○○銘柄以内とします」とうたっているファンドは別ですが、数十からときには200銘柄以上含まれるアクティブファンドもあります。

プロのファンドマネージャーといえども銘柄をしぼって集中投資は怖いものです。結果、投資先が分散してしまうのです。分散投資によりリスクは低減されるのですが、一方で高いリターンも望めなくなります。テーマ投資のサービスを活用することで投資先の銘柄数を制限できるというのは個人投資家が活用すべきポイントの一つです。

4 テーマ投資で気をつけておきたいポイント

先ほども指摘しましたが、テーマ投資は株式市場の熱量が高い際には、短期的に速いペースで上昇することがあります。その一方で、話題が下火になってくると株価が下落するペースも速いこともあり、注意が必要です。

ただ、長期的に産業構造を変えるようなテーマやその主力銘柄については株価上昇が長期的に続くこともあり、一概にテーマ投資はリスクが高いとは言えません。短期的なテーマには手を出さない方が無難ですが、長期的なストーリーは注目しておくべきでしょう。

実際は、プロ投資家であるファンドマネージャーは産業構造の変化と言うテーマが大好物ですし、それらテーマに合わせて主力銘柄がどこか、また株価評価(バリュエーション)で割安か割高かを見極めています。

5 今後のネット証券のテーマ投資に期待したいこと

エムサーフ社のテーマ投資には日本株が中心となっていますが、実は投資テーマは日本株に限ったことではありません。

たとえば、自動運転やサイバーセキュリティといったテクノロジー領域、またヘルスケアやバイオと言ったテーマは、どちらかといえば海外の主力企業が産業を引っ張っていることが多いです。

日本人でも海外資産に投資をし易い環境になっていますので、そうしたアセットクラスに簡単に、また低コストでアクセスできるようになれば日本の個人投資家の資産形成にさらに活用できることでしょう。

6 テーマ投資がすぐにはじめられる証券会社を一挙に紹介

6.1  SBI証券「S株Now!」

これまで説明してきたとおり、SBI証券「S株Now!」では、各テーマの銘柄は、みんかぶグループのエムサーフ社による分析に基づき、成長が期待される10社が選ばれています。

S株Now!では、単元未満株(S株)を活用することで10万円から投資をすることが可能となっています。購入コースとしては10万円、20万円、30万円の3コースが用意されています。比較的少額から投資金額から始めることができるサービスといえるでしょう。

買付手数料は0.5%(税別)ですが、2017年10月2日から31日(約定ベース)までは、サービス開始キャンペーンとして買付手数料は全額キャッシュバックということですから、はじめてテーマ投資に挑戦する人にとっても使いやすいサービスを提供してくれているといえそうです。

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6.2 FOLIO(フォリオ)のテーマ投資

フォリオは、日本株式を取り扱う独立系証券会社としてこのほど10年振りに業界への新規参入を果たし、大きな注目を集めている次世代ネット証券です。フォリオのサービスの特徴は、フォリオが準備した様々な投資テーマを10万円から購入することができるという点です。

株式市場で注目されているテーマはもちろんのこと、テーマ型投資信託でも品揃えがないテーマに投資できるうえ、このテーマにはフォリオが選んだ10銘柄が含まれており、同一テーマ内で銘柄分散がされています。銘柄選びであれこれ考える必要がないうえ、10万円からポートフォリオに投資できるので、まずは試してみたいという投資初心者や、テーマ投資の初心者にはありがたいサービスだといえます。

フォリオでは現在一般公開に向けて、β版でのサービスがスタートしたところです。フォリオのサービスのイメージをさらに詳しく知りたいという方は以下の動画をご覧ください。

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6.3 松井証券の「テーマ投資ガイド」

松井証券は、日本のインターネット証券(ネット証券)の老舗、元祖ともいうべき存在です。松井証券の口座を開設(無料)すると、テーマ投資の関連銘柄をすぐに見つけることができる「テーマ投資ガイド」を利用することができます。

ここではテーマ投資を一覧にしているほか、過去72時間のアクセス数に応じた「アクセスランキング」、24時間前から現在までのアクセス数増加による「急上昇テーマランキング」、テーマ別騰落率ランキングを見ることができます。また、各テーマをクリックすると、そのテーマに関係する銘柄をリストアップしているほか、株価や騰落率、関連度なども表示してくれています。

関連度はテーマ投資の初心者はわかりにくいので、どの銘柄がよりそのテーマに関係しているのかが一目で理解できて便利に使える点はメリットです。ただし、銘柄分析は自分で行って、自ら判断したうえで売買する必要があるので、投資初心者には少しハードルが高いかもしれません。

7 まとめにかえて

いかがでしたか。ネット証券元祖の松井証券、次世代ネット証券のフォリオに続き、ネット証券最大手のSBI証券からもテーマ投資に関連するサービスが登場したことで、個人投資家のみなさんも「テーマ投資」がより身近でトライしやすくなったのではないでしょうか。ご興味のある方はぜひ活用してみてください。

あわせて読みたい

>>「テーマ投資に株式投資の初心者はどう向き合えばよいか」(Longine)

 

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