「年収1000万円」は日本に何割か。それでも生活が苦しい理由
老後も見据えて計画的な貯蓄
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「年収1000万円」と聞くと、日本の平均収入を上回っていることから、憧れを持っている人もいるかと思います。
帝国データバンクが、国内の上場企業約3800社を対象に行った「平均年間給与額」調査によると、上場企業の22年度平均給与は638万円でした(2023年7月25日公表)。
過去20年で最高額とのことなので、やはり年収1000万円は高給取りと言えるでしょう。
しかし、やっとの思いで年収1000万円クラスに到達しても、金銭的に厳しい生活を送っている人は日本には一定数存在します。
本記事では、年収1000万円という「高給取り」の人が日本に何割いるのかや、年収1000万円でも生活が苦しい理由について解説していきます。
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執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)