ポルシェのPHEV車の受注が好調、2020年にはEV車も投入

2017年12月13日、ドイツの高級自動車メーカーのポルシェAGは欧州でのプラグインハイブリッドタイプ(PHEV)の新型パナメーラの受注が好調であることを明らかにした。

今年6月からの累計では、欧州で納車された全台数のうち約60%がPHEV車であり、フランスでは70%、オーストリアでは80%、ベルギーでは90%を超えたとしている。また、受注状況では、北欧諸国では電気自動車への関心が強く、ノルウェーではパナメーラの全顧客の90%、フィンランドでは85%がプラグインハイブリッドモデルを注文しているとコメントしている。

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なお、同社は、2020年までの市場導入を目指して同社初となる電気のみで駆動するEVタイプのスポーツカー(ミッションE)の量産も準備している。電気のみでの航続距離は、パナメーラのPHEVモデルの最長で50 kmに対して、ミッションEは、500kmが予定されている。

また、ポルシェはミッションEプロジェクトに約10億ユーロ(1ユーロ133円換算で約1,330億円)を投資している。さらに、EVの普及に不可欠である充電設備などのインフラ面でのサポートを行うため、同社は、アウディ、BMWグループ、ダイムラーAG、フォード自動車とともに、急速重電ステーションを建設・運営するIONITYとよばれる合弁会社にも参加している。

ちなみに、ニューパナメーラのプラグインハイブリッドモデルの発表にあたり、同社の経営陣の一人は、「未来は電気自動車です」と述べるとともに、「ポルシェと電気自動車は完璧にマッチします」とも発言している。足元での受注好調は、そうした考えをさらに強めることになると考えられる。

投信1編集部

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