60歳代で「貯蓄4000万円以上」の世帯はどれくらい?平均は2359万円
100%年金だけで生活している人は「全体の44%」
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厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」によると、100%年金だけで生活している人は「全体の44%」であり、半数以上は年金だけで生活していけていないのが現状です。
これから寒くなる季節では、暖房費が急激にあがるため、一定の収入額でやりくりするのが一層厳しくなるでしょう。
「人生100年時代」が現実的になってきている現代では、年金以外の資金準備をしておくことが大切になります。
では、この令和の時代に、還暦を迎えた60歳代にて「貯蓄額4000万円以上」を達成している世帯はどのくらいいるのでしょうか。
本記事では、60歳代で「貯蓄4000万円以上」を達成している世帯数と割合について詳しく解説していきます。
60歳代の平均貯蓄額についても紹介しているので、老後の貯蓄目安の参考にしてください。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)