2018年1月17日、リクルートホールディングス(6098)は、2019年4月以降、国内9社の新卒採用を、リクルートに統合すると発表した。

今回の目的は、多様な人材を採用し、さらに、各社の垣根を越えて新卒人材の適材適所をより迅速に行うこととされ、一部で実施されてきた「30歳まで応募可能な新卒採用」や「365日通年エントリー」などの新しい取り組みの適用範囲をグループ全体に適用していく考えである。

これにより、今後は、応募先が株式会社リクルートひとつに統合されるため、学生の応募作業は簡略化されることになる。また、採用プロセスや内定後の配属などにおいても、各社の枠にとらわれずに配属が実現できることになる。このため、このニュースは就活生にとっても朗報と言えるだろう。

なお、同社の2019年度以降の新卒採用方針には、 30歳まで応募可能、365日、通年エントリー受付、オンライン説明会および面接の実施、スーツ着用不要、などが掲げられている。

こうした取り組みが同社の人財強化につながるかを注視していきたい。

LIMO編集部