つかの間の歓喜、“晴れのち雨”の日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2018年1月18日

株式市場の振り返り-“晴れのち雨”で日経平均株価は続落、一時24,000円台

2018年1月18日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,763円(▲104円、▲0.4%) 続落
  • TOPIX 1,876.8(▲13.9、▲0.7%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,291.2(▲0.5、▲0.04%) わずかに3日続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:371、値下がり銘柄数:1,625、変わらず:68
  • 値上がり業種数:5、値下がり業種数:28
  • 年初来高値更新銘柄数:191、年初来安値更新銘柄数:9

東証1部の出来高は18億2,075万株、売買代金は3兆5,901億円(概算)となり、いずれも前日より大幅増加となりました。NY市場の最高値更新や後場の急落などを受けて売り買いが交錯した結果、売買代金が今年最高を記録するなど、活況な商いとなっています。

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そのような中、日経平均株価は久々の荒い値動きとなりました。

寄り付き直後に一時+216円高(昨年来高値を更新)まで上昇し、約26年2カ月ぶりに24,000円台を付ける場面が見られたものの、その後は上げ幅を徐々に縮小していきました。そして、後場の半ば過ぎから急落となり、一気にマイナス圏に沈みました。大引け直前には一時▲168円安まで売られましたが、その後はやや戻して引けています。

結局、寄り付き時からは想像できなかった続落となりました。また、日中の値幅(高値と安値の差)は385円となり、寄り付きから一本調子で上昇した大発会を除くと、今年一番の乱高下となっています。

なお、TOPIXも昨年来高値を更新した後は急速に下げ足を早め、下落率は日経平均株価を大きく上回る形で終わっています。

東証マザーズ総合指数は3日続落、売買代金は19日連続の1,000億円超え

東証マザーズの出来高は7,995万株、売買代金は1,204億円となり、いずれも前日から減少しました。大型株市場のような盛り上がりはなかったものの、閑散相場になることはなく、売買代金も19日連続で1,000億円超となっています。

ただ、総合指数は取引時間中に一時1,300ポイントを回復する場面が見られました。しかし、最後はわずかに下落して3日続落で引けました。個人投資家の物色意欲がさらに強まるかどうか注目となります。

ファナックが大幅3日続落、東京エレクトロンなど半導体関連株は買われる

個別銘柄では、ファナック(6954)が大幅安で3日続落となり、ソフトバンクグループ(9984)やKDDI(9433)も大幅下落となりました。

また、アステラス製薬(4503)やエーザイ(4523)など薬品株の一角が大きく値を下げ、資生堂(4911)などディフェンシブ銘柄も総じて売られています。その他では、しまむら(8227)や日本ハム(2282)が下落して昨年来安値を更新し、楽天(4755)も6日続落で安値をつけたのが注目を集めました。

一方、ファーストリテイリング(9983)が昨年来高値を更新し、東京エレクトロン(8035)など半導体関連株が総じて買われました。また、任天堂(7974)が大幅高となり、日本電産(6594)は連日の高値更新となっています。

新興市場では、ナノキャリア(4571)が値を飛ばしてストップ高となり、サンバイオ(4592)やブライトパス・バイオ(4594)など医療バイオ関連株が買われました。一方、ブランジスタ(6176)やソウルドアウト(6553)が大きく値を下げ、ユーザベース(3966)も冴えない値動きで引けています。

投信1編集部

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