興味はあるけど踏み出せない! 投資を始める前にやっておくべき4つのこと

最近はNISAやつみたてNISA、iDeCoなどの普及がすすみ、あらゆる形で投資をする人が増えてきました。しかし、「投資は怖い」という気持ちがあって、なかなか踏み出せない人もまだまだ多いのも事実です。興味があっても、投資をどう勉強したらいいかわからないという人も多いでしょう。

そこで今回は、投資を始める前にやっておきたいポイントをご紹介します。少しずつ投資のことを勉強して、いいスタートを切れるように準備しましょう。

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1 毎日ウォッチする銘柄を3つ決めておく

株の取引をしようと思っていてもいなくても、毎日株価をチェックする企業が3つくらいあるといいですね。株価を毎日見続けることには多くの学びがあります。毎日見ることで上がり下がりのタイミングが見えてきますし、その企業に関するどんなニュースが出ると上がるのか、下がるのかというのがわかってくるはずです。

また、チャートを見てみて、その株価の変動が何に連動しているかを調べてみるのもいいですね。たとえば日経平均株価とチャートの形が似ているとか、この企業と似ているとか、そういう発見があると株価を見るのも面白くなるでしょう。

毎日ウォッチする銘柄を決めるときは、できれば違う業種の企業を選んでみてください。一つは好きなお菓子のメーカー、もう一つは趣味のスポーツのスポンサー企業、自分の会社の取引先、などいろんな観点で選んでみるといいですね。

3つの銘柄と一緒に、日経平均株価と為替の情報もチェックしておくと、学習の幅が広がります。まずは価格とチャートを見ること、それを繰り返しているうちに特徴が見えてくるはずです。1カ月くらい続けていると、少しずつ自分の感覚が養われていくのが実感できるでしょう。

2 1カ月に1冊、マネー誌を買ってみる

マネー誌に書いてある銘柄がオススメ、ということではないのですが、マネー誌に目を通してみることで色んな知識が身につきますし、プロの人たちがどういう指標やどういうデータを見て株価を予想しているかを垣間見ることができます。マネー誌に書いてあることを鵜呑みにするのではなく、マネー誌に書いてある銘柄を自分で調べてみて、書いてある本当かどうか考えてみるのもいい勉強になります。

専門家の人がこう言っているからこうなるに違いない、と思うのではなく、自分なりの意見が持てるようになるのが理想です。最初は別に間違っていてもいいのです。間違っていれば、間違った理由を考えればいいだけですし、最初は誰もが間違えるもの。専門家の人ですら株価の予想は難しく、予想外のことの連続ですから、間違えることを恐れずに自分の意見を持つこと、間違えたら調べることを繰り返していってください。

また、マネー誌を読むと最近の大まかな動向や流行、注目点が理解できるようになります。最初は市場関係者がどういう指標に注目していて、どういう予想を立てて市場が何を織り込んでいるのかなど、よくわからないでしょう。しかし、マネー誌ではそういったプロの解説が掲載されていることが多く、今後の相場はどういうことに注目して見ていけばいいのかが理解できるつくりになっています。いつ頃に何の指標の発表があって、皆はどういう結果になると予想しているのか。それを学べるのは非常に有意義ですよね。

さらに、マネー誌には確定申告のやり方や税制についての特集が組まれることもあります。こういった知識は投資の結果を左右するものではないのですが、投資をするにあたって知っておかなくてはならない情報でもあるのです。自分が得た利益をどう申告するのか、損が出たらどう処理をすればいいのか、そういう知識も必要なのでマネー誌に目を通すことをおススメします。

3 気になるニュースを2つ決める

新聞を毎日読む習慣がない人は、なんでもいいので新聞を読むクセをつけましょう。新聞を読んで投資が上手になる、と一概には言えませんが、社会のニュースをキャッチできることは多方面にメリットがあります。仕事をする上でも、上司や取引先の人との会話についていけるようになりますし、お客さんとの話が盛り上がるきっかけにもなるかもしれません。

新聞を毎日、丸々熟読する時間なんてない人がほとんどだと思います。ですので、まずは一面を見て今日の大きなトピックスを掴みます。概要がわかったらパラパラとめくって、今日はどんなニュースが社会で流れているのかを大まかに掴んでいってください。

そうすると、気になるトピックスがいくつか出てくるでしょう。政治問題だったり国際問題だったり、はたまたある企業の不祥事だったりと自分の関心のあるトピックスがいくつか出てくるはずです。その中の2つに絞り込んで、ほかの人に語れるくらいには知識をつけるようにしましょう。

その問題の発端、時系列での流れ、今どんな流れで次に何が起こりそうなのか、その背景や関係者の名前など、自分が語れるだけの知識を得るようにします。その問題について、興味を持って調べることが非常に重要なのです。そうして毎日語れる話題を増やしていくことで、自分の知識教養が育っている実感がわいてくる日が来るでしょう。

投資をするとき、幅広い知識があるに越したことはありません。どんなニュースでも関係する企業はありますし、その企業とのつながりでほかの企業の株価が動くこともあります。投資信託しか買っていないから株には興味がないということでは済まされません。投資信託も社会のいろんなニュースで価格が変動しますし、債券の価格も世の中のいろんな要因が複雑に絡み合って変動しているのです。

4 よく耳にするテクニカル指標は調べてみる

投資に慣れるために、投資に対する恐怖心をなくすために、一見難しそうに見えるものでも調べてみることが大事です。たとえば、投資情報を聞いているとよく耳にする「移動平均線」や「一目均衡表」という言葉。一見難しく感じるかもしれませんが、それほど複雑なものではありません。誰でも簡単に調べることができますよね。アナリストの人がテレビ番組やラジオなどで解説しているときによく出てくるこの2つの言葉。この2つの言葉を知っているだけでも、投資についてのニュースがよくわかるようになります。

こういう「よくわからないけど難しそうなもの」を少しずつわかるようにしていくこと。この地道な努力があなたの投資に対する恐怖心を取り除くことに繋がります。漢字や英語ばかりで難しい、と思っても、いまはスマートフォンで調べれば簡単に解説が読める時代です。わからないことをわからないままにしないことこそ、投資がわかるようになる一番の近道です。

まとめ

いかがでしたか。1日の中でそんなに時間がない、と思う人もいるかもしれません。しかし、電車の待ち時間や通勤の電車の中、人を待っている時間など、ほんのちょっとのスキマ時間を活用すれば、まとまった時間をたくさん取る必要はないのです。今日からさっそく始めてみてくださいね。

大塚 ちえ

ニュースレター

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。