貯蓄1000万円の人が実践する「お金が貯まる秘訣」とは

同じくらいの収入であっても、なぜかお金が貯まっていく人とそうでない人がいますよね。会社の同期でも、ほとんど収入が変わらないはずなのに、自分よりもたくさん貯金しているようだと感じる人、身の回りでも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、貯金上手で貯蓄が1000万円を超える人に聞いた「お金が貯まる秘訣」についてご紹介します。

貯金を「使っていい貯金」と「使わない貯金」に分ける

漠然と貯金してもお金がなかなか貯まらないのは、貯金の動機が弱く行動に結び付きにくいため。ちょっとした臨時収入があったときにも、貯金に対するモチベーションが高ければ貯金しておこうと思いますが、漠然と「老後の不安のために」と思っていると、つい他のことに使ってしまうんですよね。

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お金をちゃんと貯めようと思ったら、貯金を2種類に分けて考えることをおすすめします。

1つは「使っていい貯金」です。これは、将来のマイホームの頭金のため、とか、マイカー購入のため、といった具体的かつ近い将来の明確な目標のために貯めるお金のことです。これなら具体的にいくら貯めようというのがはっきりしますし、比較的短期間で目標が達成できるために貯金のモチベーションアップにつながります。

もう1つは、「使わない貯金」です。これは、老後のゆとりある生活のために貯金しておくお金のことです。老後にゆとりある生活をしようと思ったら、少額でもいいので若いうちからお金を貯めておくことをおすすめします。先ほどの「使っていい貯金」と比較して、長いスパンで貯金するうえに目標金額についても経済情勢や物価などの変動を加味して、常に調整していく必要があります。これは、いくらあればどのくらい生活にゆとりが出るかという具体的なイメージもつかないために貯金のモチベーションが保ちづらいのも事実です。ただ、いずれにせよ必要な貯金であることだけは確かですよね。

この2種類の貯金を上手に使い分けることで、ライフプランに「モチベーション」が及ぼす影響を最小限に抑え、確実な貯金ができるようになります。せっかくお金を貯めていても、マイカーやマイホームの購入のたびに引き出していてはなかなかまとまったお金が貯まりません。目的ごとに目標金額と期間を設定する「使っていい貯金」と、老後のゆとりある生活のために貯める「使わない貯金」を分けてお金を貯めるようにしましょう。

クレジットカードではなくデビットカードを使う

貯金が上手な人に共通するのは、お金の使い方も上手だということ。お金を使うときにはいくつかのちょっとしたコツがあります。そのうちの1つが、「先送り支出を控えること」です。クレジットカードを利用するということは、将来の自分に債務を背負わせるということです。クレジットカードを利用すると翌月もしくは翌々月に請求金額を支払うことになりますよね。何でも「後回しにしているとツケが回ってくる」と言いますが、まさにそれと同じことなのです。

また、請求が翌月もしくは翌々月に来ることで支出の管理がしづらくなってしまうのは誰もが経験済みのことだと思います。毎月目標金額を決めていても、クレジットカードで支払った分は「支払った感覚」がなく、失念してしまったりヌケモレが発生したりする可能性もあります。カードの締め日の関係もあり、この支出はいつ請求が来るというのも把握しづらいですよね。

そこでオススメなのがデビットカード。デビットカードならその場で銀行口座から引き落としになりますから、請求が後から来ることはありません。また、保険料の引き落としなど毎月決まって請求が来るものについては「銀行口座に指定金額を入金しておいてください」というようなリマインドをしてくれる銀行もありますし、何より支出がすべて銀行口座の入出金履歴に記載されるのでわかりやすく、管理しやすいのもポイントです。

漠然とお金を使わないこと

「漠然とお金を使うなんて、そんなことしない」と思っている人も多いでしょう。しかし、「きちんとお金を管理したうえで使っていますか」と聞かれると答えに困る人も多いと思います。毎月、毎週使っていいお金をきちんと把握し、その中ですべてをやりくりするというのは簡単なように見えて難しいもの。そこを徹底できるかできないかで明暗が分かれるのです。

決まった予算の中でやりくりするためには、お金を使いそうなイベントがある日をきちんと整理し、そこでいくらくらい使いそうだという予想を立てたうえでほかの日に使うお金を調整しなければなりません。これをきちんとできる人も少ないですし、スケジュールの管理もきちんとしなければならないため意外と大変なのです。

手帳にその日使いそうな金額を書いた付箋を貼っておくだけでもいいので、将来の支出を見通すクセをつけましょう。1週間の目標金額を空いているスペースに記入し、毎日使った金額を書いていきます。まずはそれだけで構いませんから、自分の使ったお金を見直す習慣をつけるようにしてください。これだけでも「お金を管理する」という感覚が理解できるようになりますよ。

自分の中で無駄遣いしやすいお店を意識しておく

人によりますが、どうしても無駄遣いしやすいお店というものもあると思います。コンビニでついお菓子を買ってしまう人、カフェで余計なものを注文してしまう人、ドラッグストアでいらない化粧品を買ってしまう人など、人によって出費のクセ、無駄遣いのクセというのはさまざまです。

しかし、それをきちんと認識し、そのお店に入ったときに無駄遣いしないよう、自分を監視することが大事です。まずは自分の無駄遣いのクセというのを知りましょう。どういう場所で、どういう状況で、どういうモノを買うときに付随して無駄遣いが発生しやすいのかを研究します。研究と言ってもそれほど大したものではなく、「無駄遣い」と聞いて自分がイメージするものを購入するシチュエーションを具体的に思い浮かべるだけです。

もしパッと自分の無駄遣いが思いつかないという人は1週間分でいいのでレシートを取っておいて、見直してみてください。この支出は不要だ、と思う出費があればそれはどんなシチュエーションで生じた出費かチェックしてみること。それだけで意識が大きく変わるはずです。

まとめ

いかがでしたか。お金を貯めるためには、いくつかのコツがあります。そのコツを知らないからお金が貯まらない、もしくは無駄遣いが生じてしまうだけでコツさえわかれば誰にでもできることなのです。簡単なものばかりなので、実践してみてくださいね。

大塚 ちえ

ニュースレター

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。