年金生活の親「介護費用くらい自分で出せる!」と言うわりに、年金や貯蓄額は内緒にしたがるのですが……。
【年金世代の親を持つ人が気になる】年金・貯蓄と介護費用のデータを見る!
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「老後子どもの世話になるつもりなんてサラサラない」多くの親は、我が子にこう言います。
事実、内閣府の「令和4年高齢者の健康に関する調査結果」でも、65歳以上男女の9割がトイレなどの介護が必要となった際、年金や貯蓄など自分の資産から介護費用を捻出するつもりだと回答。
一方で、働き盛りのアラフォー・アラフィフ世代の中には「介護はもはや他人事ではない」と感じながらも、親の健康状態や資産を把握できておらず、漠然とした不安を持つ人もいるでしょう。
団塊の世代が全て75歳以上となる2025年は、65歳以上の約5人に1人が認知症になるという推計されている年でもあります。親が元気で意思疎通をはかれるうちに、年金や貯蓄などの資産状況を聞いておきたいものですが……。
みなさんのおたくではどうでしょう?今回は、シニア世代の年金・貯蓄、そして介護費用について考えてみましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/校閲者/編集者/介護・終活記事担当
早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、フリーランス校閲・校正者として15年以上の経験を持つ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務に強み。2020年よりLIMO編集部に所属。介護離職寸前の状態を経験するも、配置転換や社内初の介護休暇を取得。家族の介護と仕事の両立に試行錯誤するビジネスケアラー。一般社団法人終活協議会「終活ガイド資格1級」取得。現在は、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。(2024年2月8日更新)