enish、4Q売上高は前四半期比86.1%増 注力タイトル『欅のキセキ』はVR機能実装へ

2018年2月14日に行われた、株式会社enish2017年12月期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:株式会社enish 代表取締役社長 安徳孝平 氏

1. FY17 4Q決算概要 損益計算書

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安徳孝平氏:本日は、弊社の決算説明会にご参加いただきまして、ありがとうございます。それでは、始めます。

2017年第4四半期の決算概要です。

『欅のキセキ』をリリースしたことによりまして、売上高は15億8,900万円、前四半期比でプラス86.1パーセントと、大幅に増加いたしました。ただし、営業利益につきましては、テレビCMを(『欅のキセキ』の)リリースと同時に打ったのですが、そのあたりの影響もありまして、マイナス1億8,200万円に着地しています。

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1. FY17 4Q決算概要 売上高・営業利益の四半期推移

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『欅のキセキ』の収益が貢献して、売上高は大きく増収しています。ただし、先ほども申し上げたとおり、四半期で見ますと、営業利益はマイナス1億8,200万円です。ただ、12月の単月におきましては、黒字化を達成している状況です。

1. FY17 4Q決算概要 費用分析

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費用分析です。売上増加に伴う変動費がございました。変動費には、課金手数料と支払いのロイヤリティ、カスタマーサービス(CS)がございます。こちらにプラスして、広告宣伝費が増加している状態です。その他のコストについては大きな変動がなく、引き続きコントロールをしている状態です。

1. FY17 4Q決算概要 貸借対照表

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次は、貸借対照表です。財務基盤の改善を目的に、大和証券さまを引受先といたしまして、2017年12月26日にエクイティファイナンスを実施しました。今年(2018年)の2月7日の時点で94万株、全体の78.3パーセント行使済みで、調達額が10億1,400万円となっています。

2. FY17 通期決算概要 損益計算書

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次に、2017年の通期決算概要です。

売上高は43億8,200万円、営業利益はマイナス9億1,400万円に着地しました。売上高につきましては、単体の利益や今後の成長等を含めまして、いくつかのブラウザタイトルを譲渡したことと、『欅のキセキ』のリリースが年の後半にあったことから、全体としては減少しています。

ただし、この『欅のキセキ』も含めて、新規タイトルの開発費は資産計上ではなく費用計上しています。そのため、本年度の2018年に関しては、このあたりの投資を回収していけるのではないのかなと思っております。

3. 4Qの進捗と今後の施策 基本方針

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次に、第4四半期の進捗と今後の施策です。こちらの3本、「IPタイトルの強化」「オリジナルタイトルの強化」「非ゲーム事業への投資」を、進めていきたいと考えております。

3. 4Qの進捗と今後の施策 「欅のキセキ」の状況①

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1つ目の『欅のキセキ』の状況です。昨年(2017年)の10月にリリースして、リリースから3ヶ月ぐらいで、250万インストールを達成しています。今年(2018年)に入りましても、ダウンロードは順調に推移しています。

3. 4Qの進捗と今後の施策 「欅のキセキ」の状況②

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(『欅のキセキ』は)App Storeの評価が非常に高く、平均で4.8点となっております。全体として継続率も非常に高く、また、新規のインストールも順調に獲得できている状態ですので、2018年は(引き続き)大きく成長してくれるのではないかなと考えております。

3. 4Qの進捗と今後の施策 ゲーム事業

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ゲーム事業です。今は『欅のキセキ』『12オーディンズ』とブラウザゲームという3本(を柱とした事業を)やっているのですが、今年の運営タイトルについては、『欅のキセキ』に注力してまいります。

去年の記者会見で発表したのですが、次のバージョンアップで、VRの機能を実装いたします。VR機能実装後に、VRのコンテンツを提供していく予定です。また、サウンドプロデューサーに就任されている秋元康さまによる、欅坂46のオリジナル楽曲の投入も計画しています。

『12オーディンズ』に関しては、ちょっと開発が遅れているのですが、大型アップデートに向けて、全体を作り直している状況です。

ブラウザは今、『ぼくレス2』(ぼくのレストラン2)と『ガルショ☆』の2本がメインです。順調に推移していますので、引き続き運営をしっかりやっていって、安定した収益基盤を作っていこうと考えております。

3. 4Qの進捗と今後の施策 パイプライン

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今年の開発のパイプラインです。他社さまのIPのタイトルを1本から2本、オリジナルタイトルを1本開発するように、計画を進めております。

3. 4Qの進捗と今後の施策 非ゲーム事業

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非ゲーム事業です。「EDIST. CLOSET」「metune」「Yahoo! ゲーム プレイヤー」の、3つのプロジェクトがございます。

metuneは、細かい機能改善をどんどん進めておりまして、足場を固めている状態です。

Yahoo! ゲーム プレイヤーは、今月か来月ぐらいに、スクウェア・エニックスさまから『ドラゴンクエストライバルズ』というタイトルがリリースされます。この大型タイトルをフックに、Yahoo! ゲーム プレイヤーそのもののインストールを、伸ばしていきたいと考えております。

3. 4Qの進捗と今後の施策 EDIST.CLOSET①

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EDIST. CLOSETです。シーズンごとに洋服を新しく作って提供しているのですが、今春の3月は、9セットの洋服を提供していきます。また、今は(EDIST. CLOSETは)ブラウザ版しかないのですが、主に有料会員さま向けの、より使い勝手のいいアプリを開発しています。これも、春にリリースする予定です。

3. 4Qの進捗と今後の施策 EDIST.CLOSET②

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現在EDIST. CLOSETは、月額のレンタルサービスです。レンタルで得られる洋服だけではない、会員さまに向けた新しい2つのサービスを、今年の春に提供開始いたします。

1つ目は、「EDIST. select」です。こちらで作った洋服を、レンタルしているお客さまへ、中身がわからない状態でお届けします。お届けして、ご自宅で試着していただいて、気に入ったらご購入いただきます。「ちょっと違うかな」というものは送り返していただければ、お金はかからないというサービスです。

EDIST. CLOSETのお客さまは、かなりの方がお子さまをお持ちです。お子さまに向けて(EDIST. selectと)同じように、こちらで子ども服をデザイン・製作してお届けします(「EDIST. kids」)。お子さまにご自宅で試着していただいて、気に入ったら買っていただくというサービスを、春から展開する予定です。

業績予想について

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業績予想につきましては、なかなかモバイルゲーム業界には、先が見えない部分もございますので、非開示としています。

非常に短いですが、以上で、当社の決算説明会を終わりにしたいと思います。ありがとうございます。

記事提供:ログミーファイナンス

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