ジーンズメイト、3Q累計営業利益はマイナス4億4,700万円 24時間営業の見直しなどが影響

2018年2月14日に行われた、株式会社ジーンズメイト2018年3月期第3四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:株式会社ジーンズメイト 代表取締役社長 冨澤茂 氏

ハイライト

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冨澤茂氏(以下、冨澤):ジーンズメイトの冨澤です。よろしくお願いいたします。ではさっそく、決算説明を始めます。

まず、ハイライトです。3点あります。1点目です。2四半期連続での営業損失幅の改善を達成しました。足下11から1月度では、3か月連続で営業黒字化を達成している状況です。

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2点目です。業態集約が完了して、第3四半期期間でショッピングセンターへ7店舗の新規出店を実施しております。店舗の収益構造改革を推進しています。

3点目です。構造改革に向けた先行投資を継続ということで、第3四半期までの累計期間で実績として約2億7,000万円の先行投資を行っております。

2018年3月期 第3四半期<損益計算書>

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第3四半期の決算概要です。売上高で63億8,800万円と、前期比で95.2パーセント、営業損失もマイナス4億4,700万円ということで、前期比でマイナスの600万円ということで、非常に厳しい数字となっております。

内容としては、先行投資期間ということで、まず構造改革のために不採算店舗のスクラップを先行させ、もしくは、24時間営業店舗を中心に営業時間の見直しを行っています。このぶんの営業へのインパクトは非常に大きく、この第3四半期までの期間においては減収減益といった状況になっております。

2018年3月期 第3四半期<貸借対照表>

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BSです。自己資本比率は引き続き69.9パーセントということで、財務体質は健全な水準を維持しております。

2018年3月期 通期業績見通し

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本日修正発表した、通期の業績見通しです。売上高が95億9,000万円、営業利益でマイナスの5億5,000万円で、当初計画からしますと非常に厳しい数字ですが、先ほど申し上げたように、構造改革のためにいろいろ今期は先行して行っています。

こちらを受けて、営業利益もしくは経常利益については、期末までの通期見通しで前期よりも約5億円、営業損失・経常損失を改善できている状況です。少なくとも会社の中の収益構造はしっかり変えることができていると認識しております。

3Q累計期間 構造改革投資

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構造改革投資についてです。内訳は、リブランディング関連の投資で1億1,100万円、販売・営業関連で1億1,400万円、その他で5,000万円弱で、総額約2億7,000万円の構造改革投資を実行しております。

2018年3月期 第3四半期<損益計算書>

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損益状況については、第3四半期のみの比較ですが、前々期、前期と比較しても着実に改善している状況で、とくに足下、(2017年)11月から(2018年)1月度の業績については、3ヶ月連続で黒字化を達成している状になります。

2018年3月期 第3四半期<既存店前期比>

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こちらは、既存店の前期比です。8月以降は既存店月次売上はしっかり前年を上回るペースで推移している状況です。

①店舗展開《~3Q》:業態集約

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第3四半期までの取り組み報告と第4四半期以降の計画です。

まず1番目の店舗展開というところです。業態集約についてです。6業態あった業態を、第3四半期末時点では、3業態に集約しております。

こちら写真は1店舗、「おのだサンパーク」という山口県にある店舗ですが、業態変更後の8月から11月度までの売上で昨年比で143パーセントと、非常に好調に推移している状況です。

①店舗展開《4Q~》:スクラップ&ビルド加速-1

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スクラップ&ビルドの加速ということで、ショッピングセンターの立地が2018年の3月時点では48パーセントしかなかったものが、今年3月末時点ではショッピングセンターが67パーセントまで上がっています。スクラップ&ビルドの進行により、ショッピングセンターと路面店の店舗比率が逆転してくる状況となっております。

①店舗展開《4Q~》:スクラップ&ビルド加速-2

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今後も、収益性の低い路面店店舗を閉店し、ショッピングセンターへ好条件で出店を加速していきたいと考えております。

②商品展開“ウィメンズ”《~3Q》:MD強化継続

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2点目、商品展開についてです。

ウィメンズMD強化継続ということで、ウィメンズのMD強化により、女性客数の比率・売上ともに着実に伸長している状況です。左側が客数の構成比です。今期第1四半期に比べますと4パーセント、ウィメンズ部門の売上の第3四半期までの累計の前期比で110パーセントということで、着実に伸長している状況です。

②商品展開“ウィメンズ”《4Q~》:ニューコンセプトショップ-1

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ウィメンズ強化に伴い、ニューコンセプトショップを既存店を改装してオープンしております。1店舗目が1月26日にオープンしましたが、このニューコンセプトショップの一番のポイントが、こちらに出ております「着まわし7」で、1週間の着回しコーディネートを提案します。

最近、ここ数年来、女性のファッション誌等でもよくテーマ・キーワードとして挙げられるこの着回しという言葉を、「着まわし7」ということで、このまま1週間分のコーデになります。

こちらにある7つのコーディネートは、10アイテムをトータル価格で2万1,000円でお買上げいただくと1週間の着回しが可能です。「着まわし7」というキーワードをしっかり前面に出した、ウィメンズ強化のニューコンセプトショップを1月にオープンしております。

②商品展開“ウィメンズ”《4Q~》:ニューコンセプトショップ-2

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こちらが1店舗目にオープンしました、1月26日のモリシア津田沼店となっております。看板のロゴもジーンズメイトではなくて、このJMというロゴ、もしくは色味に関しても、ターコイズブルーに近い色合いを使って、女性客のお客さまでも入りやすい店舗です。

今までどうしてもジーンズメイトの店舗は男性寄りのイメージが強かったと思いますが、男性も女性も、カップルもファミリーも入っていただきやすいお店作りを目指して、このニューコンセプトショップを展開しております。

②商品展開“ウィメンズ”《4Q~》:ニューコンセプトショップ-3

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こちら、2店舗目のココリア多摩センター店です。こちらは2月2日にオープンしております。この2店舗のオープンセール3日間の結果が昨年比で175パーセントということで、非常に好調に推移している状況です。今後も改装等により、こういった内容を広げていきたいと考えております。

②商品展開“PB”《~3Q》:継続強化

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プライベートブランドの継続強化です。昨年ご紹介した「mate」ブランド、「BLUE STANDARD」ブランド、もしくは今FC展開をしております「OUTDOOR」プロダクツを、アパレルの製造権もライセンスを持っておりますので、こちらでPBブランドを強化していくということです。

②商品展開“PB”《4Q~》:新規商品紹介

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新規商品の紹介です。元エグザイルのMATUさんのイベントで「MATUぼっち」というのがあります。そのコラボアイテムとしてTシャツ・ジャージ類等、話題性のある商品をしっかり展開強化していきたいと考えております。

③販売・マーケ展開《~3Q》:インバウンド強化

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3点目、販売・マーケ展開についてです。まず、インバウンド強化についてです。インバウンド向けのサービス拡充・MD強化により、大幅伸長を達成しております。インバウンドの売上が、前年1億7,400万円だったものが第3四半期までの累計で3億7,800万円と、2.17倍の伸びを示しております。

③販売・マーケ展開《4Q~》:インバウンド強化の取組み

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この春節や春休みに向け、店頭イベントや品揃え強化を進め、さらなる売上増を計画しております。

③販売・マーケ展開《~3Q》:EC強化

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EC強化についてです。こちらも売上高にしてみますと、1億1,200万円から2億6,300万円ということで、店舗数増加および品揃え拡大により、売上の大幅成長を達成しております。

③販売・マーケ展開《4Q~》:EC強化の取組み

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この足下第4四半期についても、楽天・Yahoo! ショッピング等にも出店し、並行してWebプロモーションも強化してスタートしております。これによって、継続的な大幅成長を計画している状況です。

③販売・マーケ展開《~3Q》:JMポイントアプリ

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昨年導入しましたポイントアプリです。こちらのアプリのダウンロード数はしっかり足下伸ばすことができており、アプリを経由したクーポンの配信によるお客さまの買い上げが、客単価が通常のお客さまに比べプラス1,800円です。我々の通常の客単価が4,000円弱ですから、非常に大きな効果となっております。こちらはしっかり活用していきたいと考えております。

グループシナジー《4Q~》:共同商品開発

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4点目、グループシナジーです。第4四半期から、パスポート社と弊社ジーンズメイトで、共同商品の開発を本格的に開始しております。

この第4四半期では3万2,000ピースで、当初値入率75パーセントという非常に値入の良い商品を共同で開発しております。収益力改善にも貢献してくれると考えております。

サマリー:4Q以降の取組み

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サマリーです。1点目、スクラップ&ビルドの加速とショッピングセンター立地比率向上、2点目がウィメンズの売上拡大、3点目が伸びしろの大きい販売チャネルへの注力としてインバウンド、ECとなっております。

来期営業黒字化へ向けて

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来期計画についてです。先ほど申し上げたように、今期は非常に残念な結果にはなっておりますが、構造改革はしっかり進んでいると認識しております。

それに加えて、今お話ししたような商品政策、店舗政策、固定費削減による収益力向上ということで、来期は営業利益で4期ぶりの黒字化を見通しています。

ぜひ期待していただきたいと思っております。

引き続きよろしくお願いいたします。

以上です。

記事提供:ログミーファイナンス

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