老齢年金「ひと月15万円」のラインを超える男性は全体の何パーセントか【2023年03月ベストセレクション】
「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から、厚生年金の受給額事情を見る
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LIMOが2023年03月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年03月14日)
働き盛りの現役世代の中には「老後の暮らし」と言われてもすぐにイメージが湧かない人も多いでしょう。
とはいえ、昨今の物価上昇がこの先も長く続いた場合を想定すると、将来に漠然とした不安を抱く人は少なくないはずです。
貯蓄や資産運用で老後資金を準備することを考えた時、自分はいくら年金がもらえるのかも気になるところです。
ちなみに、総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要」によると、65歳以上の単身無職世帯の月の支出は「14万4747円」です。
老後のシングル世帯のひと月の生活費は「約15万円」が目安となりそうですね。では、公的年金だけでこの金額をクリアできる人はどのくらいいるのでしょうか。
今回は厚生年金の月額に関するデータを眺めていきます。
執筆者
兵庫県芦屋市出身。同志社香里高校・同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位 2019年3位 2020年1位 2021年2位と安定して好成績をおさめた。また周囲への育成にも力を入れており、2014年以降8年連続で途中2度の転勤もありながら、所属支店の成績を31店舗中1位にしてきた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。