一方で、貯金額がすでに1500万円を超えているという女性もいます。彼女はお金を貯めるのはひとつの趣味だと言い、通帳残高が増えているのを見るのが最高に楽しいと言います。貯金額には、幼少期からのお年玉やお小遣いをコツコツ貯めてきた分も入っているという筋金入りの貯金好きでした。

毎日財布の中に入っているお金が自分の思っている金額と同じかどうかのチェックは欠かさないと言いますし、財布の中には余分なレシートは入れないようにして財布をスッキリさせているとのことです。財布には一応ブランドものを買っていますが、普段の生活の中でブランドもののバッグや洋服を買うことはほとんどなく、3万円以上の出費は冠婚葬祭や家電の買い替えくらいしか記憶にないと言います。

ブランドもののバッグ自体の価値を軽んじているわけではなく、ただ自分が欲しいと思わないだけであり、必要性を感じていないとも。高価なものには高価なものなりの質がありますが、質以上のものを求めると失敗する傾向にあります。たとえば、見栄を張るためにブランドものを購入すると、どうしてもより高いもの、より豪華なものへと目が行ってしまい、質と金額のバランスの取れないものを購入してしまうケースがありますよね。

そもそもブランドものは「質のいい素材」を使って作ったものであったり、熟練の職人が手作業で作ったものであったりするために高価なわけであって、より派手でより華美だから高価なわけではありません。そこを見誤ると無駄遣いに繋がってしまうのです。

また、彼女の場合は貯蓄だけでなく、投資も積極的に行っているとのことでした。金融機関勤めのため、株の取引には会社への届け出が必要だそうですが、彼女の会社の規定では投資信託なら届け出は不要であり、周りの人も投資信託の売買を頻繁に行っている様子だと言います。

そのため、自然とどの投資信託がいいとか悪いとかいうような話をするようになり、その話についていくためにも必死で投資信託の勉強をしているようです。そもそもはお客さんに聞かれたときに投資信託の魅力について語れなかったことが投資信託を始めたきっかけだと言いますが、今では毎日取引画面を見ながら投資信託に夢中になる日々だそうです。

こういった投資にはネガティブな見方をする人が多いかもしれませんが、今の預金金利を見ると、どれだけの時間をかけてもほんのわずかしかお金が殖えず、老後資金やマイホーム資金に間に合うかわかりませんよね。確かに、勉強をせずに投資に取り組んだり、ギャンブルのような気持ちで投資をしたりするのは間違いです。しかし、自分で実際に商品を見てみて、納得感のあるものを余剰資金分だけでも投資してみるというのは一つの手です。

派手な値上がりを求めるのではなく、元本を大きく損なわないように安定した成果を上げている投資信託を手堅く運用してみるのもいいですね。

まとめ

いかがでしたか。2人はそれぞれ違う価値観でお金を使っています。お金の使い方に上手い・下手はありませんが、お金が貯まりやすい使い方があるのは事実です。自分のお金の使い方はお金が貯まる使い方なのか、見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

大塚 ちえ