今から楽しむイージーパンツ

凍えるような寒さの2月も過ぎ去り、柔らかな日差しとぬくもりのある風が心地良い3月がやってきました。徐々に暖かい日も増え始め、開放感のあるリラックスした格好をしてみたいと考えている方も多いのでは?

そこで今回は、ラフに穿けてサマになるイージーパンツをご紹介します。春物のトップスやアウターを取り入れるにはまだ早いこの時期、足元から春気分を味わってみてはいかがでしょうか?

洗練された見た目の中に絶妙な抜け感を

ニットウェア作りに定評のあるブランド『WRAPINKNOT』のクラフトマンシップと、EDIFICEの大人フレンチテイストが融合したカプセルコレクション『WKED(ウィークエンド)』の一本。

スラックスのような品の良さが漂うパンツながらも、ウエスト部分のドローコードや半端な丈感などで程よくその印象を崩し、非常に穿きやすく仕上げているのが特徴です。ドレススタイルのハズしにも、リラックススタイルにも対応できる万能さはEDIFICEのエッセンスが入ったパンツならでは。

「振り幅」が広いイージーグレー

どこか無機質な印象を受ける素材感に、ウエスト部分に施されたベルトや独特のシルエットのディテールが良い意味でアンバランスな『is-ness』のパンツ。

ベルト部分を絞ることでおよそ6~7cmのサイズダウンができる仕様となっており、ビッグサイズからレギュラーサイズまでのアレンジができる優れものです。使いやすいグレーも相まって、まさに鬼に金棒。

上品な光沢感で大人の余裕を

独特の光沢感が上品な雰囲気を醸し出している『cleaveland』の一本。高級糸を特殊編み機で編むことで、光沢感を持った素材感を実現しています。

あらゆるスタイリングに対応する汎用性の高さは言わずもがな、ウエストのドローコードによって体型や性別を選ばず着用できる点も◎。リラックスウェアながら上質感の映える一本です。

スポーティーなスタイルの砦として

シルバーグレイの色味や立体的なシルエット、裏地の蛍光色のポケットがスポーティーなイメージを加速させる『HOMBRENino』のイージーパンツ。

生地にはナイロンの7倍の強度を持つコーデュラを練り込んだ特殊なコットン生地を使用し、デザイン性だけでなく耐久面にも優れています。難しいことは考えず、スポーティーなスタイルの土台として取り入れてほしい一本。

平日・休日を問わないリラックスウェア

長年、ポルトガルにてヨーロッパ各地のブランドのOEMを請け負ってきた、IRENE LICKFORDによって立ち上げられた『CEASTERS』の一本。生地にはウールに定評のあるBURELのものを使用しており、上質な素材感とタフさを実現。

ウエスト部分の2タックから織りなされるゆるやかなテーパードは、ボリューミーとスッキリを両立させたシルエットを描きます。スニーカーとも相性がいいので、休日の上品なリラックスウェアとしてぜひ。

あとがき

履いていて楽な点がイージーパンツの良さとして取り上げられることが多いですが、実は見た目のバランスが整っているので合わせるアイテムを選ばないのも魅力の一つなんですよね。それは言い換えれば時短にもつながるということ。

今の時期からのスタイルにも気負わず取り入れられる春物第一弾として、「使える」イージーパンツをぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

FACY