爆騰の三菱自動車、急落の東レ。日経平均株価は反発

【東京株式市場】 2018年5月10日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、終値は22,500円に届かず

2018年5月10日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,497円(+88円、+0.4%) 反発
  • TOPIX 1,777.6(+4.7、+0.3%) 反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,147.8(▲11.2、▲1.0%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:991、値下がり銘柄数:989、変わらず:103
  • 値上がり業種数:24、値下がり業種数:9
  • 年初来高値更新銘柄数:77、年初来安値更新銘柄数:43

東証1部の出来高は15億4,244万株、売買代金は2兆6,308億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。円安進行等や相次ぐ決算発表などで朝方は売買が活発になりましたが、後場に入ってから様子見スタンスが強まったようです。それでも、売買代金は2兆5,000億円を上回りました。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、寄り付き後間もなく一時+121円高まで上昇したものの、前場の半ばには一時+9円高まで上げ幅を縮小するなど、上値の重い展開となりました。

後場は徐々に上げ幅を拡大しましたが、前場に付けた高値を超えることはなく、反発とはなりましたが物足りない結果となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで終わり、反発で引けました。

東証マザーズ総合指数は続落、売買代金は14日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は3,633万株、売買代金は622億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲の回復が鈍く、相変わらず低調な商いだったようです。出来高も再び4,000万株を割り込み、売買代金も14日連続で1,000億円を下回りました。

また、総合指数も約▲1%下落となる続落となりました。1,100ポイント割れの懸念は薄らいできていましたが、まだ安心するのは時期尚早のようです。

三菱自動車が一時+10%超高の爆騰、東レ(3402)は場中の決算発表直後から急落

個別銘柄では、前日に急騰したトヨタ自動車(7203)が大幅続伸となり、前日に決算発表を行った三菱自動車(7211)が一時+10%超の爆騰となりました。

また、ダイキン工業(6367)、テルモ(4543)、塩野義製薬(4507)、リクルートホールディングス(6098)などが大きく値を上げて日経平均株価上昇に寄与しています。

その他では、前日に今期の大幅増益見通しを発表した三越伊勢丹ホールディングス(3099)が一時+11%高に迫る爆騰となったのが目を引きました。

一方、前日に決算発表を行ったソフトバンクグループ(9984)が大幅安となり、ファナック(6954)や任天堂(7974)も大きく値を下げました。

また、取引時間中に決算を発表した東レ(3402)が発表直後から一時▲7%安に迫る急落となり、年初来安値を更新しています。その他では、トヨタ系最大手部品メーカーのデンソー(6902)が4日続落となり、3日連続の安値更新となったのが注目を集めました。

新興市場では、グレイステクノロジー(6541)が一時▲20%安に迫る暴落となり、ブランジスタ(6176)も急落して年初来安値を更新しました。また、マネーフォワード(3994)やシルバーライフ(9262)も大幅安で引けています。一方、前日大幅安だったブライトパス・バイオ(4594)や串カツ田中(3547)が上昇しました。

投信1編集部

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