堀田丸正、18年通期は減益もRIZAPグループ入り後は増収増益 洋装事業が牽引

2018年5月15日に行われた、堀田丸正株式会社2018年3月期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:堀田丸正株式会社 代表取締役社長 大西雅美 氏

ハイライト

大西雅美氏(以下、大西):堀田丸正の大西でございます。堀田丸正の決算のご説明をさせていただきます。

堀田丸正につきましては昨年度(2017年)の6月の30日にRIZAPのグループにインしております。まだ1年経過をしていないというところでございますけれども、RIZAPグループに入りましてからの期間については増収増益で終了しております。しかしながら通期の決算につきましては、営業減益という結果になっております。この現況につきましてはまた改めてご説明をさせていただきたいと思います。

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堀田丸正は大きな4つの事業をやっておりますけれども、まず洋装事業に関しては売上の拡大をして、収益も大きく伸びたという結果に終わっております。

それから意匠撚糸折事業、糸でございますけれども、こちらにつきましては減益になりましたけれども、やはり全体の営業利益の中では牽引役を果たしているということでございます。

それから寝装事業でございますけれども、これは利益をほぼ維持したという結果です。もう1つ、和装事業が赤字計上になったのが通期での減益の要因になっております。和装の減益の要因に関してはまた改めてご説明をさせていただきます。

それから株主の還元策の見直しをさせていただきました。既存事業への成長投資を優先したいという考えのもとで、まずは配当方針の見直しております。今までは1株いくらという配当でございましたけれども、配当性向を20パーセントに変更しております。

もう1つはRIZAPグループに入ったため、RIZAPグループで提供される商品を含めて、株主の優待制度を増減させていただいております。既存の株主のみなさんにとっても、選択肢が広がることになっております。

最後にグループインしたあとに、さまざまな構造改革をしてきたわけですけれども、事業譲渡であるとか、それから資産の売却であるとか、BSの健全化も含めて取り組んでまいりました。

昨年10月に赤字事業であった「タケオニシダ」アパレル事業をMBOで譲渡をさせていただきました。

それから区分所有の資産がたくさんございましたので、これを一気に売却をしたということです。加えて事業所の統廃合など、構造改革費用を計上させていただいております。

連結損益計算書(通期)

売上に関しましては約3パーセント増です。

ただ営業利益が前々期に対しまして、79パーセントということで減益になっております。こちらに関しては在庫の評価を期末に見直した結果、和装事業で約4,000万強の適正在庫への変更が必要だという判断をいたしまして、4,000万強の評価減を実施し、結果として減益になったということです。

通期 連結業績推移

こちらが連結の過去からの推移でございます。

グループイン前は、4年前は大きく赤字を出していた会社でございます。

売上に関しましては今回、馬里邑の事業を加えたこともございまして、前々期に対して約3億強売上は伸びております。

ただ営業利益は若干の減益ということで、最終3月期に行いました5,000万強の引当外の評価減の影響というご理解をいただいてよろしいかと思います。

セグメント別実績(通期)

まず洋装事業でございます。昨年(2017年)の7月に既存の馬里邑の事業を、堀田丸正より移管いたしました結果、売上は飛躍的に伸びております。

それから、「タケオニシダ」という赤字事業を譲渡したことによって大きく収益率も変わったかたちで、洋装事業が営業利益の牽引役になってございます。

続きまして意匠撚糸でございます。もともと堀田丸正の売上の1番のコアでございますけれども、売上はほぼ横ばい、若干減益になっております。中国等では原材料の高騰を含めて若干コストが上がっているということがあって、減益になっておりますけれども、主力であることは間違いないと思ってます。

和装事業でございます。これが先ほどの評価減ということで、売上も微減でございます。今回、和装事業が赤字を出したということがイコール通期で堀田丸正の減益になったという1番の原因になっているということでございます。

寝装事業は売上は若干減少傾向です。それから営業利益に関しても若干の減少でございます。なんとか持ちこたえているというかたちでございます。

連結損益計算書(第2Q〜4Q累計)

こちらがRIZAPにグループインしたあとの実績ということです。第2四半期から第4四半期までの実績です。

先ほど申し上げたように増収増益になっております。これは過去4年間の連結ベースの第2四半期から第4四半期までのグラフでございますけれども、平均で約3,600万の平均値でございます。

セグメント別実績(第2Q〜4Q累計

セグメントの内訳です。

売上は、洋装が大きく伸びております。ほかの事業に関しては若干減収というかたちになっております。利益に関しては洋装が大きく伸びたということと、意匠撚糸がやはりコアな事業として収益の中心になっています。ただ残念ながら和装事業は第2四半期-第4四半期でも赤字になったというところでございます。

新たな株主優待制度の導入

株主の優待に関しましては、新たな制度として現状カタログを作成中でございます。

株主のみなさま方のほうに魅力ある商材としてご提供できるものだと理解をしております。

配当方針の変更

それから配当性向の見直しでございます。

配当20パーセントということで、昨日発表させていただきましたけれども、前期に関しましては配当1株0.35円ということで、この配当金額がさらに向上するように、当期純利益の拡大を図っていきたいと考えております。

連結貸借対照表

BSに関しましては、自己資本比率が75パーセント弱です。

それから流動比率も非常に高いということで、健全化しておりますので、今後はこれをどう使って成長戦略に結びつけるかということだと考えております。

今後の経営方針

今後の経営方針です。

1つは、やはりグループシナジーというところを最大限有効に使っていきたいと考えております。

和装の部分で同じグループであるD&Mというサポーター等を開発している会社があります。現在ここと、着物を着た方のためだけの膝のサポーターを開発しており、(2018年)5月末ぐらいに完成するかなと思っています。

旅館の仲居さんであるとか、日本舞踊の方、いろんな方とお話しながら、着物を着て膝をつく時のサポーターがほしいというニーズに応えて、今月(2018年5月)いっぱいをめどに開発し、7月くらいをめどに卸販売をスタートさせていきたいと考えております。

それから洋装事業では、今、「ぱど」さんとお話をしておりますけれども、ぱどさんのフリーペーパーを使って洋装事業で催事に対する集客を図っていきたいなと考えております。

主力意匠撚糸、洋装に関しては、アカウントの拡大や海外への進出というところも含めて、拡大をしていきたいと思っております。

和装が1番の課題でございますけれども、前期評価減を計上したというところも含めて、今期に関しては黒字化していきたいと考えております。

今期の業績見通し(年間)

今期の見通しでございます。

今期は若干収益は上がって、売上に関しては減収減益を見込んでおりますけれども、営業利益に関しては大きく伸ばしていきたいと考えております。

以上で堀田丸正の発表を終わらせていただきます。ありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

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