iDeCoの掛金は「年単位拠出」と「月払い」どっちがおトク?

iDeCoを始めようと思ったとき、掛金はどうやって決めるのでしょうか。きっと毎月の余剰資金を考慮して、「2万円までなら出せるかも」と思ったり、将来のことを見据えて「できれば3万円は拠出したい」と考えたりしますよね。

実は、2018年から掛金を年単位で拠出できるようになったのです。これによって、iDeCoの加入者には一つ選択肢が増えたことになります。しかし、これには実際どういうメリットがあるのでしょうか。今回は、iDeCoの掛金の拠出方法のメリット・デメリットについてご紹介します。

続きを読む

従来の拠出方法からの変更点は?

これまでiDeCoは毎月決まった金額を拠出する必要があり、その限度額は月単位で決まっていました。第1号被保険者は月額6.8万円、第3号被保険者は月額2.3万円というように、これまでは月単位で限度額が決められていたのです。さらに、毎月26日に納付するということも決まっていました。

しかし、2018年1月からは「年単位拠出」というものが始まり、掛金の拠出を1年単位で考えることができるようになりました。年1回以上、加入者の任意で決めた月にまとめて拠出することができるようになったんですね。

さらに具体的に言えば、12月分の掛金(実際の納付月は1月)から翌年11月分(実際の納付月は12月)までの1年間を「拠出期間」とし、この拠出期間を加入者が好きなところで分けることができるようになったのです。たとえば、拠出区分を12月分~5月分、6月分~11月分の2期間に分けるといったイメージですね。納付日はそれぞれの区分の最後の月の翌月26日になるので、納付月は6月と12月となります。

拠出の限度額は、その人の加入資格にもよります。ここでは第1号被保険者を例とします。第1号被保険者の拠出限度額は6.8万円/月、12か月を2期間に分けたのでそれぞれの期間の拠出限度額は6.8万円 × 6か月=40.8万円となるというわけですね。また、もし1回目に30万円を拠出したとしたら、限度額までの10.8万円が余っていますよね。この余りの枠を次の期間の支払いに繰り越すことができるのです。すべての区分で均等になるように拠出する必要はないということですね。

年単位拠出のメリット・デメリットは?

年単位拠出の大きなメリットとしては、やはり好きなタイミングで拠出できるところですよね。毎月拠出するのは難しいから、ボーナスで多めに拠出したいという希望もかなえられることとなります。さらに、掛金を拠出するときに必要となる国民年金基金連合会の手数料も、拠出回数が減れば節約することができます。月103円という金額の手数料ではありますが、「塵も積もれば山となる」です。

デメリットとしては、その時期の相場の影響を大きく受けることです。iDeCo運用商品の代表格である投資信託には値動きがあり、同じ金額であっても安いときには多く買うことができ、高いときには買える口数は少なくなってしまいます。

まとめ

いかがでしたか。iDeCoは将来のことを考えて自分で作る年金です。とはいえ、焦って毎月の拠出金額を増やすと毎日の生活が苦しくなってしまうこともあるでしょう。年単位拠出ができたことで、焦らず自分のペースで掛金を拠出することができるようになって、選択肢も広がったのではないでしょうか。便利なのでぜひ活用してみてくださいね。

 

>>楽天証券のiDeCoについて詳しくみる(初心者でも厳選ファンドから選びやすい)

>>SBI証券のiDeCoについて詳しくみる(品揃え抜群。選べるファンドが多い)

 

投信1編集部

ニュースレター

PR

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストなど金融業界で長年の調査経験を持つメンバーを中心に構成されています。
金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報ををわかりやすくお届けします。