2018年6月8日に行われた、株式会社エイチーム2018年7月期第3四半期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。IR資料

スピーカー:株式会社エイチーム 代表取締役社長 林高生 氏

FY2018 Q3 会計期間決算サマリー(2018.02-2018.04)

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林高生氏:本日はお忙しい中、エイチームの第3四半期決算説明会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。それではさっそく、始めさせていただきたいと思います。

2018年第3四半期ということですが、全社としましてY/Y、Q/Qともに増収増益。四半期売上・利益ともに、過去最高となっております。売上高に関しましても、初めて四半期で100億円台を出すことができており、102億6,900万円となっております。営業利益に関しまして17億5,200万円、当期純利益(に関しまして)12億1,700万円となっております。

エンターテインメント事業におきましては、Y/Yは減収減益、Q/Qは減収増益という結果になっております。セグメント売上は38億7,600万円、セグメント利益は11億9,900万円ですね。

ライフルタイルサポート事業です。Y/Y、Q/Qともに増収増益。売上・利益ともに、過去最高となっております。

ECは、Y/Y(、Q/Qともに)増収で、過去最高の四半期売上を達成しております。

売上構成としましては、エンターテインメント事業の既存タイトルの売上の下げ(の分)と、あとライフスタイルサポートとECにおいて、第3四半期が一番繁忙期に入る分です。構成比としましては、今までとは違う、エンターテインメントが37.8パーセント、ライフスタイルサポートが54.3パーセント、ECが7.9パーセントという結果になっております。

連結売上高・利益の推移及びFY2018業績予想に対する進捗率

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次のページです。進捗になりますが、売上高は現在70.8パーセント、営業利益が81パーセント、当期純利益が85.5パーセントとなっております。

FY2018 Q3累計期間及び会計期間業績概要

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続きまして、5ページ目です。特筆すべき事項はないかと思います。

連結四半期売上高・営業利益の推移

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6ページ目は、四半期ごとの売上高・営業利益の推移となりますが、ご覧いただきますと、ライフスタイルサポート事業が非常に伸びているのがおわかりいただけるかと思います。

主な経営指標の四半期推移

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7ページ目は、経営指標の四半期推移ということですが、営業利益と人員数につきましてはこの次の資料でまたご説明させていただきます。ここも、とくに大きな変化はないかと思います。

セグメント別広告宣伝費の四半期推移

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8ページ目です。こちらは、セグメント別広告宣伝費の四半期推移となっておりますが、エンターテインメント事業の広告宣伝費が、今は非常に下がっているのですね。第2四半期で既存タイトルの売上が下がり始めたということで、ネット広告などを少し控えめにして(います)。

ただ、第2四半期はテレビコマーシャルというものも、3億円ほどありましたと。そして、第3四半期になりまして、もう少しネット広告の抑制をして、テレビ広告が(前ほどは)ないということで、こういった下がり幅になっております。

ライフスタイルサポート事業におきましては、繁忙期ということでプロモーションを強めた結果、このような推移になっております。

セグメント別人員数の四半期推移

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9ページ目は、セグメント別人員数の四半期推移になりますが、共通部門の128名のうち、46名が新卒ということです。最近、新卒採用におきましては、競合他社さんとの取り合いの部分もありまして、非常に大変な面もありますが、優秀な人員が46名採れたかなと思っております。(2018年)4月、5月で研修を行いまして、6月1日より各事業部に配属になっております。

貸借対照表

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貸借対照表です。こちらも、特筆すべき事項はないかと思います。利益の増加によって、純資産が増えているという状況です。

エンターテインメント事業 四半期売上高・営業利益の推移

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続きまして、第3四半期のセグメント別の事業のご説明となります。

エンターテインメント事業です。12ページ目をご覧いただくと、既存タイトルの下げがあるということが、おわかりになるかと思います。そして、先ほどお話ししました広告宣伝費の抑制により、利益としては確保できているという状況です。

エンターテインメント事業 海外売上の四半期推移

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13ページ目は、エンターテインメント事業の海外売上になりますが、こちらは(海外売上比率が)28パーセントぐらいの割合となっております。最近出ました『三国BASSA!!』が『三国志』をテーマにしており、(現在は日本のみでの配信ですが)こちらがアジア圏での引きが強いということで、今後(アジア圏で)配信をした場合には、もう少し(売上が)増えてくるかもしれないという状況です。

ライフスタイルサポート事業 四半期売上高・営業利益の推移

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続きまして14ページ目は、ライフスタイルサポート事業の四半期ごとの推移となります。第3四半期は、各サービスが繁忙期ということもありまして、Y/Yで39.8パーセントの伸びを出しております。利益に関しても、過去最高の10億7,700万円という結果になっております。

ライフスタイルサポート事業 サブセグメント別四半期詳説

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15ページ目が、サブセグメント別の(四半期の)売上推移となっております。金融メディア事業が伸びているように見えますが、ほかのブライダル事業・自動車関連事業や引越し関連事業も、それぞれ堅調に推移したと(いうことで)総じて良好な状況にあるかと思います。

ライフスタイルサポート事業 主なKPIの四半期推移

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16ページは、ライフスタイルサポート事業です。(こちらのスライドは)利用件数・ARPU・CPAといったような指標でグラフ化したものになりますが、利用件数も増加しております。そして、ARPUも上がっていると。それに対してCPAが下がっておりまして、非常に良好な状況が続いているかと思います。ブライダル事業の利用件数の伸びが、このCPAの上がりに貢献してるかと思っております。

EC事業 四半期売上高・営業利益の推移

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続きまして、17ページのEC事業です。繁忙期ということもありまして、売上としては(Y/Yで)13.6パーセントの伸びを出すことができております。こちらは、まだ投資段階かなと思っておりますが、そろそろ投資段階を終えていきたいなと、我々としては思っているという状況です。

セグメント別トピックス①

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第4四半期の進捗といたしまして、(2018年)5月21日に新作の『三国BASSA!!』をリリースさせていただいております。そして、もう1つ開発を進めております新規タイトルですが、こちらは他社との協業タイトルになります。近いタイミングで、こちらのタイトルの内容をご報告することができるかと思っております。

セグメント別トピックス②

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そして、20ページ目ですが、既存タイトルの『ヴァルキリーコネクト』が、本日(2018年6月8日)から2周年イベントを行っております。各タイトルで、こういった状況になっております。

セグメント別トピックス③

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そして、21ページ目です。(ライフスタイルサポートの自動車関連では)以前お話しさせていただきました、トヨタさまとの協業ビジネスの『TOYOTA NEXT』がございます。今はテストマーケティングというか、トライアルということで、愛知県限定でこのサービスを始めさせていただいております。ユーザーさまがスマートフォンから中古車を選んで、愛知のトヨタさまに在庫がある車を、購入することができて、ご自宅までその車が届くというサービスになります。

今やっているテスト期間を終了したのちに、いろいろ結果を見ながら、全国展開を行っていくという予定になっております。

FY2018 連結業績予想及び進捗率

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23ページ目は、業績予想になります。現在は売上高が400億円、営業利益が47億円、当期純利益が31億円と予想しておりますが、現段階では予想を据え置くと思っております。

FY2018 通期業績着地に関する留意点

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24ページ目が、その(通期)業績の着地に関する説明事項ということです。ここに書いてありますとおり、エンターテインメント事業におきましては、期初計画をやや下回っているという状況です。そして、利益に関しましては、今の新しいタイトルをどこまでプロモーションをかけるのかというところで、変わってくると思っております。

ライフスタイルサポート事業は、期初の計画を上回っていると。なので、エンターテインメント事業の下げをライフスタイルサポート事業がどこまでカバーできるか、そして、エンターテインメント事業でプロモーションコストをどうコントロールしていくのかというところで、今期の着地が決まってくるかなと思っております。

FY2018 配当予想(再掲)

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25ページ目です。配当に関しましては、1株当たり32円50銭を予定をしております。

あとの資料はいつもと同じになりますので(割愛させていただき)、私からのご説明は以上になります。

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