この記事の読みどころ

  • 今回の株価下落相場はそう簡単に回復しないと考えた方がよさそうです。
  • 株価下落は、“二番底”を試しに行っていると考えてよさそうです。
  • 個人投資家は引き続き様子見に徹する方が得策かもしれません。

再び株価急落、相場の回復には時間を要する?

株式市場が揺れています。本日(2015年9月1日)の東京市場は株価が再び急落しました。TOPIXの下落率は▲3.8%となり、TOPIXが約▲7%急落したいわゆる「5.23ショック」以降では5番目の下落率です。先週後半は相場が持ち直した雰囲気もありましたが、やはり、今回の株価下落相場はそう簡単に回復しないと考えた方がよさそうです。今回の一連の相場急落を引き起こした中国ショックは、どこまで引きずるのでしょうか?

今の相場は“二番底”を試しに行く途中

本日の株価下落は、“二番底”を試しに行っていると考えていいでしょう。“二番底”とは、相場が下落している状態のときに、同じような水準の安値を2回つけた、その2回目のこと。一般に、市場が底を打って上昇に転じる時、一度安値を付けた後に一旦反発してから、再び同様の安値水準に下落することが多いと言われています。本日の安値は、まだ先週に付けた安値まで下落していませんので、二番底を試しに行く過程にあると思われます。

「二番底は黙って買え」に従うのは得策ではない?

相場の格言には、「二番底は黙って買え」というものがあります。この格言の背景には、二番底は最後の売りを消化する場面となるため、再び上向きのトレンドに転じれば勢いがつきやすくなるという考え方があると思われます。ただ、前回「5.23ショック」時を振り返ってみると、二番底どころか、三番、四番、五番底くらいまで下落しています。

引き続き様子見に徹する方が得策かもしれません。

※本記事は個人投資家向け経済金融メディアLongine(ロンジン)の記事をダイジェスト版として投信1編集部が編集し直したものです。

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制作:NP・UX推進室

LIMO編集部