日米の金融政策イベント後に株価が下げた1週間:Weekly Market Briefing 2015年9月20日

米国の利上げが見送られた

先週(2015年9月14日‐9月18日)、世界の主要株式市場は軒並み下落しました。

注目されていた米国の政策金利は据え置かれました。これにより、年内利上げ予想が従来よりも後退し、株価にはプラス材料のはずでしたが、新興国の景気に対する警戒感などから、前週末から見た主要市場はいずれも株価が下落して終わっています。特に、利上げが見送られたにもかかわらずブラジルなど新興国の株と為替が反発しきれていない点が見逃せません。なお日本の金融政策も据え置かれましたが、サプライズはありませんでした。

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先週の主要市場の動き
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注:現地通貨ベース、為替は円安が+、円高が‐表示

年初来の主要市場の動き
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注:現地通貨ベース、為替は円安が+、円高が‐表示

今週以降の焦点は、新興国と企業業績へ

今週(9月21日‐25日)の前半、日本は連休に入ります。週後半に向けて米欧の景気指標、日本の物価指標などが発表されますが、当面の焦点は新興国、特に資源国の通貨や株価の行方でしょう。政治日程では、25日に予定されている米中首脳会談が注目されます。

また、金融政策のイベントが終わり、株式市場の関心は9月決算に移っていくと思われます。この発表は10月後半以降ですので、それまでは神経質な値動きになると見た方がいいでしょう。なお、国内では25日が9月の権利付き売買最終日*になります。

*権利付き売買最終日:株主がその銘柄を保有することで株主の権利(配当金・株主優待など)を得ることができる最終取引日のこと

【2015年9月20日 投信1編集部】

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投信1編集部

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