コロナウイルスで株価大暴落。株式投資の初心者はどう動くべきか
落ちてくるナイフはつかむなか?!
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資産運用の初心者がもっとも怖いのは「株価の暴落」という方も多いのではないでしょうか。現在、中国の武漢から世界中に広がりつつある新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。その影響は現在も世界中に広がり続け、多くの人を不安に陥れています。今回は、株価が暴落した際、資産運用の初心者はどうすればよいのか、またした中で資本市場とどう向き合っていけばよいかについて考えてみたいと思います。
株価暴落の定義とは
COVID-19で世界中の株価が暴落しているわけですが、株価が暴落するというのは何をもってそういうのでしょうか。実際には、株価の暴落といっても、「株価が何%下落したら暴落」という明確な基準はありません。
たとえば、日中に10%程度株価が下落しても暴落といえますし、1年かけて株価が半分になっても暴落といえるでしょう。そうした意味で、株価暴落というのは、見る人によって定義が異なるともいうことができます。それくらい曖昧なものです。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。