子育てをしていると、次から次へと子どもにかかるお金の悩みが襲ってきます。とくに小学生以降は、子どものお小遣いや教育費が家計を圧迫するケースも珍しくありません。いざとなって「生活費が足りない」「習いごとをさせる余裕がない」と焦らないためには、今後必要となるお金について把握しておくことが大切です。
そこで今回は、子どもにかかるお金の相場についてお伝えします。気になる公立と私立の差も、あわせてチェックしておきましょう!
お小遣いの相場は?
小学生といえば、そろそろお小遣いを渡し始める時期でもあります。平均的なお小遣いの金額は、毎月いくらくらいなのでしょうか。金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)が2015年に実施した「第3回 子どものくらしとお金に関する調査」をもとにみてみましょう。
この調査の結果、お小遣いの平均額(月1回の場合)は以下の通りとなりました。データの数値を小さい、または大きい順に並べ、中央に位置する「中央値」もあわせてみてみましょう。
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LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。