今年6番目の下落率、急落相場は日常茶飯事に

【東京株式市場】2016年6月13日

株式市場の振り返り-急落して3日続落。日経平均株価は今年6番目の下落率に。

2016年6月13日(月)の東京株式市場は大幅続落となりました。日経平均株価は前日比▲3.5%の下落、TOPIXも▲3.5%の下落で引けています。いずれも3日続落です。また、東証マザーズ総合指数も▲4.3%下落し、5日ぶりに反落しました。

日経平均株価は、先週末の海外株式市場の下落、及び、円高進行を受けて、前日比▲282円安で寄り付いた後は、ほぼ一貫して下落しました。大引けは▲582円安の16,019円でした。寄り付き天井、安値引けという悪夢のような1日となっています。ちなみに、日経平均株価の下落率▲3.5%は、2016年に入ってから6番目に大きく、2013年初のアベノミクス始動後では17番目に大きい記録です。これを見ても、2016年になって急落した日が如何に多いかがわかります。

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東証1部で上昇したのは僅か40銘柄、値下がり1,903銘柄、変わらず15銘柄でした。“全面安”に相応しい数字です。また、東証1部の出来高は18億7,631万株、売買代金は1兆8,518億円(概算)となっています。閑散相場も続いています。

セクター動向と主要銘柄の動き-33業種全てが下落、金融と原油関連に強い売り圧力

東証1部の33業種全てが下落しました。その中では、鉱業や石油・石炭などの原油関連業種、及び、金融セクターの下落が顕著となっています。また、輸送用機器や精密機器などの輸出関連業種も大幅下落しました。

個別銘柄では、ほぼ全ての主力株が下落する中、マツダ(7261)、日立製作所(6501)などが▲6%以上の急落となり、東京エレクトロン(8035)なども大きく値を下げました。また、野村ホールディングス(8604)などの証券株も軒並み大幅下落となっています。

本日(6月14日)の注目点-短期筋の揺さぶりが続く可能性、狼狽売りを避ける

13日の株式相場の急落は、懸念していた通り、短期筋の揺さぶりが主要因と見られます。英国のEU離脱問題や原油価格安が理由として取り上げられていますが、出来高を見る限り、本格的な日本株売りとは見なくていいでしょう。ただ、こうした揺さぶりは、14日も続く可能性があります。急落相場に狼狽して、投げ売りに走るのは避けて欲しいところです。

14日から米国のFOMCが始まります。現在の相場環境では、ヤマを張ってポジションを作らずに、静観することが得策です。こうした中、強いて注目業種を挙げるならば、内需関連の底堅さを評価して、医薬品、トイレタリー、小売りなどです。いずれにせよ、下値を拾う際には慎重に行きましょう。

 

 

投信1編集部

投信1編集部は、証券アナリストやファンドマネージャーとして長年の調査経験を持つメンバーで構成されており、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデアをわかりやすくお届けします。