2024年4月18日に帝国データバンクが発表した賃上げに関する調査結果によると、2024年度の賃上げ実施割合は77.0%となるものの、全体の3社に2社は「賃上げ率5%」に届かないことがわかりました。

企業規模別にみると「小規模企業」の賃上げ実施割合は65.2%で、全体を11.8ポイント下回る結果となっています。

では、そもそも日本の年収はどのくらいなのか。国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると日本の平均年収は458万円ですが、男女・正規/非正規で数字は異なります。

本記事では、日本の平均年収について性別や雇用形態別に詳しく確認していきます。

1. 日本の平均年収は458万円「男女別」・「雇用形態別」はいくら?

冒頭で申し上げたとおり国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、令和4年の日本の平均年収は458万円です。

ただし、男女別、雇用形態別でみると以下のとおり乖離が見られます。

1.1 日本の給与所得者数と平均年収(全体・男女別)

全体:5078万人・458万円

  • 男性:2927万人・563万円
  • 女性:2151万人・314万円

日本の平均年収を男女別で見ると、男性は全体平均を100万円以上も上回っていることがわかります。

一方、女性は全体平均を100万円以上も下回る結果に。

男女で250万円もの差があることがわかります。

1.2 正社員(正職員)の給与所得者数と平均年収

全体:3390万人・523万円

  • 男性:2231万人・584万円
  • 女性:1160万人・407万円

雇用形態を「正社員(正職員)」に絞って見てみると、平均年収は全体で523万円となりました。

こちらも男女別で見ると、男性は全体平均を60万円ほど上回り、女性は116万円も下回る結果に。

次に非正規雇用者(正社員以外)についても見てみましょう。

1.3 正社員(正職員)以外の給与所得者数と平均年収

全体:1244万人・201万円

  • 男性:409万人・270万円
  • 女性:835万人・166万円

正社員(正職員)以外に絞って平均年収を見てみると、全体平均は201万円でした。

男性はこの平均を70万円ほど上回り、女性は40万円ほど下回っています。

ここまで「平均」の年収を見てきましたが、「年収いくら」の人が多いのでしょうか。

次章で「年収100万円以下~2500万円超」の年収階級別の割合を見ていきます。