大暴落が続く東証REIT(リート)指数に投資する方法
Vitalii Vodolazskyi/Shutterstock.com
中東情勢の緊迫化や新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎の拡大で株式市場は不透明感を増しています。東証REIT指数は年初から上昇してきましたが、REITも足元は大きく下落してきています。この記事では、東証REIT指数の特徴と投資する方法について解説します。
REIT(リート)とは
REIT(リート)とは、多くの投資家から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買液を原資として投資家に配当する金融商品で、一般的には「不動産投資信託」と呼ばれています。
投資家は、REITを通じて間接的に不動産のオーナーになり、不動産のプロによる運用成果を享受できるのです。REITの投資対象には、オフィスビルや住宅・商業施設・ホテル・物流施設・ヘルスケア施設などがあります。
東証REIT(リート)指数とは
東証REIT指数とは、東京証券取引所に上場するREIT(不動産投資信託)全銘柄を対象にした時価総額加重型の指数。2003年3月31日の時価総額を1,000とした場合に、現在の時価総額がどの程度になっているのかを表しています。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。