医療保障には人による違いや差がある、健康保険証をみればわかる
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日本人にとって身近な健康保険制度。健康保険証があれば、国内においてどこで病気になっても、いつでも安心して医療を受けることができます。新型コロナウイルス感染拡大により、国民の健康に大きな影を落としていますが、何かあれば医療が受けられるという環境は本当にありがたいものです。
みんなが持っている保険証ですが、実は持っている保険証によって場合によっては負担する医療費が変わってくるのを御存じでしょうか。保険証によって人による違いが生じるの?と思った方は要チェックです。
そもそも健康保険制度について
日本国民なら1枚持っているはずの健康保険証。健康保険証を見てみると、自分がどの組合に属しているか、表面に記載があります。
国民健康保険や企業独自の健康保険組合、協会けんぽ、共済組合など、日本人はこれらのいずれかの公的医療保険に加入しています。
国民皆保険制度のもと、お互い費用を出し合って、この制度を支えているのです。保険医療を受けられるのは、実は当たり前のことでありません。
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LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。