子育て支援「年齢による切れ目や省庁間の縦割り」をなくす 骨太の方針原案
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政府は2021年6月9日、経済財政運営の基本方針である「骨太の方針」を公表しました。
子育て支援について、妊娠・出産など、各ライフステージに応じて切れ目ない対応を図ることを明記され、困難を抱える子供への支援等が抜け落ちることのないような体制を構築することを目指します。
そこで今回は、骨太の方針のなかでも子育て支援にフォーカスして、解説していきます。
子供の安心の確保のための環境づくりを
骨太の方針では、子供の貧困、児童虐待、重大ないじめなど子供に関する様々な課題に総合的に対応するため、「年齢による切れ目や省庁間の縦割り」を廃することを明記しました。
そのうえで、子供の視点にたって、各ライフステージに応じて切れ目ない対応を図るとしました。また、困難を抱える子供への支援等が抜け落ちることのないような体制を構築することとし、「こうした機能を有する行政組織を創設するため、早急に検討に着手する」と明記しました。
この行政組織とは、自民党が創設を求めている「子ども庁」 を意識したものと思われます。また、立憲民主党も2021年5月31日に「子ども総合基本法」法案を衆議院に提出しています。
それでは、子ども総合基本法の内容について、解説していきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する深い知識を提供。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を読者に届けることを念頭に執筆。
読者がその知識を日常生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指しています。政府の施策から個人の資金管理に至るまで、幅広いトピックをカバーし、経済的リテラシーの向上に貢献しています。読者が賢明な判断を下し、日々の生活や将来設計に役立つ情報を提供している。
読者が直面するさまざまな金融問題に対する実践的な解決策を提供し、信頼性の高い情報源を基に記事を執筆。深い洞察と実用的なアドバイスを通じて、読者が賢明な資金計画を立てられるよう支援しています。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
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