実食ッ

それではお湯を入れていきましょう。あ~~これこそ至福の時間。並び立つ両雄といった雰囲気ですね。スト2でいえばリュウとケンです。

香りがたまらない…

香り

香りに違いはないのでは、と思いつつクンカクンカしてみたところ、明らかな違いが。セブンイレブンPBは、やはりイカの量もあってイカの香りが…。磯っぽいといましょうかね。一方の日清は、毎度おなじみのクリーミーな香りがただよいます。

それでは食べてみましょう。まずはセブンイレブンPBから。

イカ多めがうれしい

ややコシのある強めの麺が特徴で、味としてはチキン?しょうゆ?っぽさを感じます。おなじみのところで例えれば「チキンラーメン」(日清)に近いかもしれませんね。食べ終わる頃まで十分な硬さを維持できていました。スープはクリーミーさもありつつ、チキン?しょうゆ?味が主張してくるようなイメージです。具材も見た目の通り、イカの食感をたっぷり楽しめました。

一方の日清は、これまで何杯食べたかな?と人生を振り返りたくなるおなじみの味。

人生で何度食べたことか…

比べてみるとコシ弱めの柔らか麺、クリーミーながら紅生姜が主張してくるスープと、セブンイレブンPBとは全然違います。ここまで違いがでるとは驚きました。具材はシーフードよりも玉子とキャベツの主張を感じてさっぱりいただけます。

うどんのコシについても、硬め派と柔らかめ派で日本が二分されているぐらいですから、麺の硬さについては好みが分かれるところですね。

まとめ

ここからは、筆者の独断と偏見で、どちらの商品がどんな人に向いているのかをまとめていきます。

日清

・カロリーを少しでも減らしたい人
・麺はコシよりもスープとの一体感だという人
・玉子、キャベツを味わいたい人

セブンイレブンPB

・価格が50円安いのは大きい!と思う人
・麺はコシを重視する人
・イカがとにかく大好きな人

筆者はどっちを選ぶ?

この2商品は同じコンセプトながら、製造元ごとの個性が出ていて選ぶのが難しいですね…。セブンイレブンPBの価格設定は魅力的ながら、個人的にはクリーミーなスープに香る紅生姜の香りが効いている日清カップヌードルのほうが好みでした。ただ、たまにセブンイレブンPBに浮気してもいいかも。

最近の日清食品

日清食品は、5月11日に発表した「2021年3月期 決算短信(連結)」資料で、グループ全体で見るとコロナでの世界的な影響を受けているものの、「出前一丁」、「日清焼そば」、「日清のラーメン屋さん」などの袋麺で売上を伸ばし、売上高は前年同期比2.1%増の2056億円、利益は16.8%増の321億円となりました。

参考資料

増田 雄三