スペック

まずは簡単にパッケージの確認から。自宅に置いてあった別の“普通の”カップ麺と比較してみました。大きさがよく分かると思います。

まず注目したい麺の重量。こちらが450gとなっておりまして、みなさん食べたことがあるであろう日清の「カップヌードル」が約60g。すなわち、7.5倍ですか…。

それに伴ってご注意いただきたいのが、必要なお湯の量。なんと衝撃の2800mlです。一般的なカップ麺で400ml前後といわれていますので、こちらもおおよそ7倍程度ということになります。筆者の家にはこの量のお湯を一度に沸かすことができるサイズの湯沸かし器がなかったため、電気ケトル、雪平鍋、小型フライパンを総動員する羽目になりました。

動員された筆者宅の電気ケトル

動員された筆者宅の鍋とフライパン

しかもこの商品、お湯を入れてから3分間ででき上がってしまうので、「お湯を沸かして、投入してからまた沸かす」ができない仕様となっております…。「買ったはいいけどお湯を沸かす方法がない」となると地獄ですので、その点はご注意くださいね。大勢でパーティをする場合には皆で電気ケトルやヤカンを持ち寄るといいかもしれません。

栄養成分表示

栄養成分表示を見てみると、カロリーは衝撃の2746kcal。一般的なカップ麺が500kcal前後になりますので、おおよそ5杯分ですか。一般的な成人男性の一日の必要カロリーがだいたい2500kcal程度と考えると、こちらひとつで一日分のカロリーを摂取してしまうことになります。

また気になるのが塩分量。食塩相当量は、衝撃の「43.2g」。国連が推奨している一人あたりの一日塩分摂取量は5gとなりますので、これ一杯でスープまで完食してしまうと、おおよそ8倍強を摂取することに…。よほどの大食い自慢で、且つ健康自慢でもなければ家族やお友達と一緒に食べることをおすすめしたいです。

かやくのサイズも規格外。生味噌と、野菜はキャベツ、もやし、きくらげ、人参、ニラ。上部の赤いものは筆者のマウス