韓国のサバイバルテレビシリーズ「イカゲーム」が大人気です。その人気は日本にとどまらず、世界90カ国で視聴回数が1位となり、ネットフリックス史上最大のヒット作とも言われています。

ところが、ネットやSNS上では、イカゲームは日本の漫画、ドラマなどの良いところを模倣したパクリ作品だという声もあがっています。今回はこの問題を取り上げます。

「パクリ」はたまた「劣等感の裏返し」という泥仕合

パクリ元としてヤリ玉にあがっているのは、まず「賭博黙示録カイジ」。中学生の殺し合いというストーリーでは「バトル・ロワイアル」。

高校生のデスケームをテーマとした「神様の言うとおりに」との類似性や、さらにハリウッドのサバイバルゲーム映画「ハンガー・ゲーム」の要素もミックスされているという声もあるようです。

このような意見が、最終的には「BTSなどのK-POPもJ-POPのパクリだし、韓国は日本のエンタメをパクッているだけ」という声にもつながっているようです。

もちろん、日本のネット民の憤りは韓国にも伝わっていて、韓国・誠信女子大のソ・ギョンドク教授はイカゲームに対する、このような日本の反応を、“劣等感の裏返し"と解釈できるとコメントしています。

なんだか、もはや泥仕合のようですね。