その1:自分の情報源や投資判断に自信を持っている
金融機関勤勤務経験者であれば、金融の知識が備わっているというのは誰しも思うところでしょう。
ところが、こうした「自分は知っている」と過剰に思うところ、自信を持ちすぎるところに落とし穴があります。
いわゆる、「できる投資家」「できるビジネスパーソン」の中には、以下のように考えることがあります。
「自分の情報源は正しい」
「自分の情報源は多くの人がアクセスできないソースだ」
そうした状況の中で、自分と距離が近い人から「耳寄りな話がある」と聞くと、あまり疑うことがなく「おいしい投資話」と考えてしまうことがあります。
第三者から聞く情報だと警戒するのに対して、自分に近い人からの情報だと特にこのような傾向があります。注意したいところです
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。