元金融機関の社員が見た「お金が逃げていく人」の残念な習慣4選!自己肯定感との意外な関係
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春になると貯蓄へのモチベーションが上がりますよね。
「1年間で100万円貯めたい」「月5万円貯めたい」と毎年目標は定めるものの、なかなか貯まらないと感じていませんか。
筆者は以前、証券会社に勤務していましたが、お金が貯まらない人にはいくつかの共通点があると感じています。
今回はお金を貯めようと思っても、お金が逃げてしまう人の特徴を4つご紹介します。
お金の流れを把握していない
お金の流れには大きく分けて2種類あり、「毎月の収支」と「貯蓄」があります。なかなかお金が貯まらない方は、どちらもきちんと把握できていない場合が多いでしょう。
毎月の収入はいくらで、そのうち固定費や教育費、食費などにいくら使っているのか。一度書き出してみると、見直せる固定費や使っていないサブスク、かけすぎている教育費や食費といった抑えられる支出を把握できるでしょう。
貯蓄についても漠然と貯めるのではなく、「万が一の時の資金」「税金の支払いや車検費用」「教育費」「老後資金」などと分けることで、貯蓄の目的が明確になります。
貯蓄の目的が明確になれば、モチベーションも上がるもの。無駄遣いしたくない、貯蓄を切り崩したくないといった気持ちも芽生えます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。