70歳代以上の貯金「平均と中央値」はいくらか?貯金なし世帯も円グラフでチェック!
【2022年最新】金融広報中央委員会のデータから紐解く
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「人生100年時代」と呼ばれるこんにち。70歳で老後がスタートとしても、30年間の老後生活があることになります。
平均寿命が延びている一方で、切っても切れないのがお金のお話です。「老後資金は足りるだろうか」と、不安に感じられる方も多いのではないでしょうか。70代を過ぎてからの貯蓄は生活の安心感に直結するものであるといえますね。
今回はそんな70代の貯蓄の実態、そして現役世代が気になる「老後のお金」について、お話ししていきます。
70歳代以降の貯金事情!中央値で1000万円
まず、70代以降の貯蓄額がどれくらいあるのかをみていきます。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」によると、70歳以上世帯の貯蓄額は以下のようになります。
70歳以上・二人以上世帯「金融資産保有額」(金融資産を保有していない世帯を含む)
中央値は貯蓄額が少ない順、または多い順に並べたときに全体の真ん中にくる金額です。一方、平均値は、超富裕層など一部の極端に貯蓄がある人によって、数値が大きくなりやすい性質があります。
より実態に近い方を考えると、平均より中央値の方が参考になりそうです。
中央値はちょうど1000万円になりました。70代の方々が、コツコツ貯蓄を進めてきた成果が出ているといえそうですね。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する情報を中心に記事を執筆。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を提供することを念頭に執筆。
ただの情報提供にとどまらず、読者がその知識を日々の生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指している。
読者にとって日常生活や将来設計に役立ち、お金について賢明な判断を下せるよう支援している。政府の施策から個人の資金管理に至るまでの広範なトピックをカバーすることで、経済的なリテラシーの向上とともに、個人が直面する様々な金融問題への具体的な解決策を提供することを意識している。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
消費者がコンビニで何を買うべきか、どのキャンペーンに注目するかなど、実用的な情報の提供に努めている。
また読者に対し、タイムリーかつ正確な情報を届けることを心掛け、小売市場の変動に迅速に対応することで、読者が常に最新の情報を手に入れられることを目指す。日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢い消費選択をするための知識を深めるサポートとなる記事を意識している。(2024年5月7日更新)