4. 【要確認】レントロールに記載のない情報

レントロールには、物件の購入を判断するための材料となるさまざまな項目が記載されています。

しかし、不動産投資の収益に関わる項目がすべて網羅されているわけではないということもまた事実です。

レントロールでは確認ができない情報でも、不動産投資の収益に大きな影響を及ぼす可能性のあるものがいくつかあります。

たとえば、下記の項目は、レントロールに記載がなくともオーナーに問い合わせるとよいでしょう。

不動産投資における収益関わる情報

  • 看板広告の有無
  • 自動販売機の有無

不動産投資における支出に関わる情報

  • 駐車場の契約料金
  • ケーブルテレビの契約料金
  • インターネットの契約料金

敷地内に看板広告や自動販売機を設置している場合、家賃収入以外にも毎月収入を得られる可能性があります。反対に、駐車場やケーブルテレビ、インターネットの利用料金が無料とされている物件の場合は注意が必要です。

これらの料金をオーナーが支払うことで入居者の負担を0円にしている場合があるため、レントロールに記載のない場合は別途確認しましょう。

5. レントロールで物件の収益性をしっかりと判断し、後悔のない不動産投資を

今回は、不動産投資において重要な役割を持つレントロールとはどのようなものなのかを解説しました。

レントロールとは、その物件の各部屋の賃料や契約日など、賃貸状況に関する情報が一覧できる資料のことです。

レントロールの内容は、物件の収益性を読み取るための判断材料として役に立ちます。

不動産投資を始める際は、本記事で紹介したポイントを押さえたうえでレントロールを確認し、物件の収益性を見極めましょう。

※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。

参照記事

LIFULL HOME'S 不動産投資編集部