40~50歳代は手取りから何%貯蓄しているのか
では、40~50歳代は手取りからどれくらい貯蓄しているのでしょうか。同調査より、貯蓄保有世帯の年間手取り収入からの貯蓄割合を図表で確認します。
貯蓄している世帯では、40~50歳代ともに「10~15%未満」が2割と最も多くなっています。
40歳代では次に「5~10%未満」(14.9%)「20~25%未満」(11.4%)、50歳代でも「5~10%未満」(18.1%)「20~25%未満」(10.2%)でした。
平均は40~50歳代ともに12%ですから、まずはこの水準を目指したいですね。
貯蓄しなかった世帯も4世帯に1世帯おり、さまざまな理由で貯蓄できないことも考えられます。貯蓄できる時にしておくことも大切でしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。