注文住宅vs建売住宅vsマンション、相場はいくら違うか
住宅購入の選択肢には「マンション」と「一戸建て」があり、さらに一戸建てには、契約したあとに自分好みの家を建築する「注文住宅」と、すでに建っている住宅を購入する「建売住宅」があります。
住宅金融支援機構が2022年8月2日に公表した「2021年度 フラット35利用者調査」によると、それぞれの相場は以下のとおりです。
- マンション:4528万円
- 土地付注文住宅:4455万円
- 建売住宅:3605万円
- 注文住宅:3572万円
- 中古マンション:3026万円
- 中古戸建:2614万円
全体の傾向として、ここ10年は右肩あがりとなっています。建築資材の高騰などさまざま要因により、住宅購入のハードルは高まっていると考えられます。
内訳を見ると、マンション購入がもっとも高くなっています。中古であっても、戸建てよりマンションの方が相場は高いようですね。
また注文住宅の場合、建売住宅よりも高いイメージを持つ方が多いです。単純な比較では建売住宅の方が高いものの、土地も合わせて購入するとなると、やはり注文住宅は高くなる傾向にあります。
ただし、地域によっても住宅の相場は異なるものです。主要な都市別にも見ていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)